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【海外旅行】ウズベキスタン8日間の準備と滞在記録【2024年9月】
アッサラームアライクム、
どうもニワニワジャパンです。
今回は2024年9月17日(火)から9月24日(火)までの計8日間、ウズベキスタンに旅行をしてきたのでその準備と滞在記録についてまとめます。
旅程としてはタシケント2泊→サマルカンド2泊→ブハラ1泊→タシケント2泊の計7泊8日。
備忘録も兼ねてまとめるため、少々関係ない情報が入ってきてノイズになるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
結論から言うと、ウズベキスタンは最高で楽しい国でした!
なので、是非ウズベキスタンに行きたいという気持ちになってもらいたいなと思うとともに、次誰かがウズベキスタン行く際に少しでも参考になればと思ってます。
事前準備
1.旅程
・宿泊地
まず旅程ですが、結論から言うと少々ミスりました。
なぜかというと、元々タシケント2泊とサマルカンド2泊は計画していたのですが、その後にブハラ2泊を予定していたためです。
※ブハラより西にヒヴァという都市がありますが、今回はスケジュール的にヒヴァ訪問は断念。
タシケント→サマルカンド→ブハラと西に移動していくと、ブハラ→タシケントに戻るためには鉄道で6-7時間ほどかかってしまう。(下図参照)
帰りの空港がタシケント空港だったため、どうしても帰る必要がありました。
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そこで、鉄道以外の手段を検討。
すると、ブハラ空港→タシケント空港という空路移動ができることが判明。しかも移動時間は約1時間とかなり時間短縮可能。
しかしこの便、隔日でしか運行しておらず、泣く泣くブハラ滞在を1日早めることに。
その結果、今の旅程となり、謎にタシケントに計4泊することになりましたw
・ガイドブック
ウズベキスタン旅行者がそもそも少ないからか、ガイドブックがあまり売られていません。
なので、海外旅行のバイブルである「地球の歩き方」を全面信頼して旅行しました。
基本こちらに掲載されているお店は日本人旅行客が多いので、少し安心感がありますw
2.アプリ
アプリは事前にインストールして登録まで進めておくことを推奨します。なぜなら、esimによっては電話番号が付与されないものもあり、現地での登録が不可能となるためです。
・YANDEX GO
(タクシー配車アプリ)
まず、YANDEXという会社は、「ロシアのGoogle」と言われるほどの巨大IT企業です。
そのため、旧ソ連圏を中心に覇権を握っており、ウズベキスタンを歩いていても至るところにYANDEXのサービスがあります。(電動キックボードや宅配サービス、配車サービスなど)
その中でもタクシーアプリである「YANDEX GO」はインストールがマストです。
このアプリ1つで、すぐにタクシーを呼ぶことができます。日本語対応はしていないため、言語は英語を推奨。
※電話番号認証が必要なため、日本で事前に登録しておくことを推奨。
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このアプリ、UI/UXが非常に良く、個人的にはGOタクシーやUberなんかよりも使いやすいです。
優れている点としては、「配車時に表示された料金から値段が変わらないこと」。この機能のおかげでぼったくられる心配がないです。
あと純粋に距離や時間、位置情報などが正確で使いやすいとも感じました。
クレジットカードの登録が可能という噂は聞いていたのですが、設定のやり方がわからず全て現金での現地決済にしてしまいました。
※細かいお金を持っていないとお釣りが返ってこないことがありますが、1000cym以下のお釣りはチップとして認識している様子。
ちなみに、このアプリ内に「YANDEX EATS」という機能があり、フードデリバリーも可能。
アプリはこちらから。
・YANDEX MAP
(地図アプリ)
こちらはYANDENが運営する地図アプリ。
YANDEX GOほどマストではないですが、あると便利なアプリ。
正直地図アプリはGoogle mapでもほとんど支障がありません。YANDEX MAPの良い点をいくつか列挙します。
メリット
・現地でのレビュー数が多い。
・YANDEX GOとの互換性が高い。
(MAPで調べた住所をすぐにGOで設定できる。)
デメリット
・日本語対応していない。
ちなみに、私は今回地下鉄を1度しか使っていないためインストールしていないのですが、地下鉄ユーザーは「YANDEX METRO」も良いかもしれないです。
アプリはこちらから。
・Papago
(翻訳アプリ)
翻訳アプリも1つは入れておいた方が良いです。
個人的にはPapagoがオススメ。
音声入力も可能かつロシア語対応しているので、数回現地で役に立ちました。また、Google翻訳よりも翻訳が正確です。
アプリはこちらから。
3.お金
・通貨
通貨はスム(cym)。
レートは変動するが、だいたい1cym=0.011円なので、cym表記から0を2つ取るイメージ。
街中だと基本的に銀行以外で円からcymに両替できないので、空港の入国審査後すぐのところにある両替所での換金がオススメ。
米国ドルだと街中でも換金可能なので、不安な方は持っておくと良いかも。
後述しますが、ウズベキスタンは物価が安いため私自身は3万円を両替し、21万cymで8日間凌ぎました。(空港なのでレート悪め)
・物価
物価はとても安いです。
体感だと、日本の1/2くらいの価格です。
現地で仲良くなったキルギス人に教えてもらったのですが、ウズベキスタンは平均月収が3万円とのこと。
逆に物価1/2でもウズベキスタン人からすると外食などかなり高いのでは?と思いました。
また、少し良いお店に行くとサービス料が加算されることがあります。大抵、メニュー表に記載されているのでよく読むことをオススメします。
ぼったくりに関してはほとんどなかったのですが、一回だけ博物館でぼったくられました。入館料の値段表記がなく口頭で言われたため、外国人には高めに請求している可能性があります。
・クレジットカード
バザールや露店などを除いて、基本的にはお店で使える印象でした。ただし、タクシーがクレジットカード対応していないので、現金は少しは持っておいた方が良いです。あと入館料なども現金のみでした。
カードブランドについてもVISAとMastercardの2種類があった方が良いです。
KFCに行った際、なぜかVISAが使えず、Mastercardだと決済できたので予備としても持っておいた方が良いです。
4.治安
治安はとても良いです。
旅行行く前は中央アジアへの知識が足りず、「なんとなくそんなに良くないのかな」と慮っていたのですが、杞憂に終わりました。
ただし、車社会ということもあって交通状況がカオスです。タクシーに乗ると分かるのですが、皆が強引に道を開けようと運転するので、クラクションが絶えず鳴っています。
とはいえ、その分ドライバーの運転技術は日本より上で、カオスなのに路上での事故は一度も見ませんでした。
その他の注意点としては、物乞いです。
路上に物乞いが溢れかえっているような状況ではないのですが、夜になると子供が一人で話しかけてきたりするので注意が必要です。
5.言語
言語は第一言語はウズベク語ですが、第二言語としてロシア語が使われています。(旧ソ連圏のため)
基本的にどちらの言語も理解して話しているような気がするのですが、外資系のお店やホテルなどではロシア語の方がスタンダードで使われてる印象でした。
また、普通の飲食店でもロシア語メニューしかないところも多いため、ロシア語が標準と考えていいでしょう。
Googleレンズの翻訳機能があればメニューの読解などはできると思いますが、個人的にはキリル文字の読み方くらいは理解しておいても良いと思います。
ロシア語も語族としてはインド=ヨーロッパ語族なので、発音さえわかれば英語と同じように理解できることがしばしばあります。
キリル文字は英語のアルファベットと読み方が少々違うので、事前に対応表を頭に入れておくと便利です。
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6.食事
・ウズベキスタン料理
結論から言うと、「食事は美味しいが、ワンパターン」という感想です。
ウズベキスタン料理は有名なものがいくつかあり、日本人の口には比較的合います。
イスラム教圏のため豚料理は基本的に存在せず、ラムがメインでした。ビーフ、チキンも普通にあります。
僕が食べたウズベキスタン料理を以下に記載します。茶色い料理が多いため、意図的に野菜を注文しないとビタミン不足になります。
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・外資系チェーン
旧ソ連圏で独自の文化が成立していることと、物価が安いこともあり、外資系の外食チェーンはほとんどありません。
どこの国にでもあるようなマクドナルドやスターバックスは1店舗もないです。
そんな中、近年外資系が参入する動きを見せています。
今回の旅で見かけた外資系チェーンは以下。
・KFC
・Wendy's
・Pizza Hut
・Baskin Robbins(サーティーワン)
など。近々バーガーキングも参入予定との噂。
あと街中歩いてた感想としてはローカルのハンバーガーチェーンがかなり多いです。
中でもEVOSが美味しかったので見かけたら是非行ってみてください。(ウズベキスタン内に70店舗ほど展開)
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7.交通手段
交通手段は基本的にタクシーです。
地下鉄やバスなどの公共交通機関もあるにはありますが、タクシーがかなり安いのでタクシー移動推奨です。
タシケント地下鉄は旧ソ連時代から開通している歴史ある地下鉄で、基本的には3路線が存在。現在、4路線目となる環状線を建設予定ですが、ネット上の情報が少なすぎて謎です。
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タシケント地下鉄は駅ごとに建築様式が違っており、ソビエト時代の歴史をとても感じます。2018年からは駅構内の撮影が突如OKになり、世の中に色々情報が溢れるようになりました。
地下鉄自体もかなり発展しており、使い捨てのQRコードで改札にかざすことで通過できます。ただ、テロ対策がかなり厳重で、乗車の際に荷物チェックされます。
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タシケント〜サマルカンド〜ブハラ間の都市移動はウズベキスタン鉄道を使います。指定席のため、事前予約必須です。以下のフォームから予約可能です。
8.気候/服装
・気候
四季に関しては緯度がほぼ同じなので日本に近いです。ただ、雨季乾季が日本と大きく異なっており、6-9月はほとんど雨が降らず乾燥しています。
また、気温の体感ですが、日中は東京とほぼ同じ気温ですが、朝と夜は乾燥故にかなり涼しい感覚でした。
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・服装
服装は基本的に日本と同じでokですが、夏でも一応何か羽織れるものを持って行った方が良いです。
私のオススメはユニクロのUVカットパーカ。薄くて通気性が良い上、ウズベキスタンの強い日光から肌を守れます。また、乾燥対策にもなります。
持ち物では日焼け止めとボディクリームを推奨します。特に乾燥具合が日本の冬くらいなので、クリーム系はあった方が良いかもです。
9.通信/電気
・通信
通信はeSIMを推奨します。
物理SIMより圧倒的に使い勝手が良いです。
私は楽天モバイルを使用しており、海外ローミングが使えるプランなのですが、残念ながらウズベキスタンは対象外国。
オススメはHolafly。以下リンクから購入しましたが、8日間で3,000円ほどだったのでかなりリーズナブル。タシケント、サマルカンド、ブハラのどの都市でも問題なく作動しました。
※Airaloだと接続できないという事例があり、個人的にはHolafly推奨。
ちなみにホテルにはほぼWi-Fiがついています。街中でもしばしばWi-Fiがあったので無制限プランじゃなくても良いのかも。
・電気
電源タップの差し込み口は基本的にCタイプ。
ただし、どのホテルでもドライヤー付近の差し込み口がAタイプだったので、Aタイプもやや普及している様子。
それでもCタイプの変換器は1つは持って行った方が良いです。
電圧は220Vが標準のため、日本から電化製品を持ち込む際には注意。(iPhoneの充電などは問題ない)
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10.ビザ
2018年より日本国籍者は入国から30日以内に限りビザが免除となっています。
ただし、初めに滞在するホテルで滞在許可証への登録をしてもらう必要があるため忘れずに。
滞在記録
ここからは旅行本編について記録します。
1泊目:タシケント
行きは成田→タシケントのウズベキスタン航空直行便で移動。
直行便は週に数回出ており、トランジットがなくありがたいです。
時間としては約9時間で、ほぼ定刻通りに到着しました。
機内食は2回。
1回目は12時半で、パンもご飯もどちらも出ました。味付けがかなり日本風で、シンプルに量が多かったです。
2回目は18時で、パンとフルーツポンチというデザート寄りの軽食が出ました。フルーツポンチが既に溢れており手がベタベタになりました。
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タシケント空港に到着し、Yandex GOで宿泊予定のホテルに荷物を置きに行きました。
空港周りには白タクがうじゃうじゃおり、無限に話しかけてくるのですが全てシカトしてください。
夜ご飯は早速ウズベキスタン料理店「Afsona」に訪問。
現地だとそこそこ良い店に分類されるであろうお店に行ったので、全部美味しくいただけました。
意外と色々な料理にパクチーが乗っているため苦手な方は注意。
その後はティムール広場を経由し、ヒルトンのルーフトップバーに。21階からタシケントシティの夜景を眺望できます。宿泊者以外も入れるのでとてもオススメです。
ちなみに宿泊したホテルは「Hotel Shosh Modern」。
こちらに2泊しましたが、1人あたり3,000円/泊とリーズナブルで、Wi-Fiや朝食などもありました。ただし、シャワーのお湯の出が悪かったです。
2泊目:タシケント
ホテルで朝食を取ってから、タシケント最大級のショッピングモールである「タシケントシティモール」に。
入り口にライフルを持った警官が立っていて怖いですが、荷物検査はすぐに終わります。
新しいモールなのか、内装はとても綺麗でした。
こちらのモールにも入ってますが、ウズベキスタン発のスポーツブランド「7seber」は行った方がいいです。オリンピックのウズベキスタン選手団も着用しているほどの一大ブランドで、ロゴが平仮名の''て''に似ていることから話題です。
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ランチはウズベキスタン料理からは一旦離れてイタリアン「L'Opera ristorante」に。内装も綺麗で、落ち着いて美味しいイタリアンが食べられました。
続いて、有名な観光スポット「チョルスーバザール」に行きました。
タシケント地下鉄のチョルスー駅直結のバザールで、日用品から食品、雑貨まで様々なものが売られていました。
ただし、衛生面が怪しいため食品は何も購入はしなかったです。
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夜まで時間を持て余したので、タシケントシティパークに戻り、1Fのカフェ「AROMA COFFEE」に。
夜はウズベキスタンのディズニーランドと言われている「Magic City Park」に。
ジップラインやゲームセンターなど色々な遊戯施設が入っており、噴水ショーなどもやるので見応えはあります。
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夜ご飯はちょっと雰囲気良さげなウズベキスタン料理店「Caravan」に。音楽の生演奏があるとのことでしたが、日によっては開催されないらしくこの日は見れませんでした。料理はめちゃくちゃ美味しかったのと、店員さんのホスピタリティが神でした。
3泊目:サマルカンド
3日目は朝からウズベキスタン鉄道を使ってタシケント→サマルカンドに。車内ではパンとティーorコーヒーの軽食が配布されました。
お昼はサマルカンドで日本人が経営するカフェ&レストラン「Ikat Boutiques Cafe&Restaurant」に。スタッフさんのほとんどは日本語を話せるため、異国での安心感があります。
また、ウズベキスタンの雑貨も横で売られているのでお土産も買えます。
そしてこのお店の近くにあるモスク「ビビニハムモスク」に。15世紀に建築されたモスクで、モスクの名前はティムール朝のスルタンであるティムールの妻の名から取られています。
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夜はシャーヒ・ズィンダ廟群(※後述)の目の前にあるホテル「Khan Hotel」に宿泊しました。こちらに2泊しましたが、最高の宿でした。従業員が皆フレンドリーで優しく、ロケーションも良くて安いホテルです。ホテル内に小さなバーがあり、中庭のプールを囲んで飲むことができます。
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夜ご飯はYANDEX EATSを使ってホテルにデリバリーしました。(前半パートに書いたウズベキスタンのハンバーガーチェーンEVOSを食べました。)
ホテルにサウナがついていたので整ってから就寝。
4泊目:サマルカンド
ホテルで朝食を取り、「シャーヒ・ズィンダ廟群」に。こちらはイスラム教のネクロポリスで、預言者ムハンマドのいとこクサム・イブン・アッバースの逸話が残される場所です。石碑にはロシア語表記以外に英語表記があったので理解しやかったです。
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昼ごはんは日本食が恋しくなり、ホテルでカップラーメンを喫食。
その後、サマルカンド一番の観光スポット「レギスタン広場」に。
昼間は広場内でショッピングなどを楽しみ、夜はプロジェクションマッピングを楽しみました。
ちなみにこのプロジェクションマッピングは不定期で開催しているらしく運良く見れました。ウズベキスタンの歴史を投影したハイクオリティのマッピングで最初から最後まで飽きずにたのしめました。
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夜ご飯は趣向を変えてジョージア料理店「Caucasia Samarkand」に。シュクメルリやハチャプリなどのジョージア料理を初めて食べましたがどれもハイクオリティでした。
途中から店前で炊き出し?みたいなのが始まって近所の人たちが沢山集まってきていました。社会主義感を実感しました。
5泊目:ブハラ
ホテルで朝食を取り、サマルカンド駅へ直行。
ブハラ行きの列車を待っていましたが、当然のように30分遅延くらいで到着。
グリーン車?を取っていたので大きいテーブル席に座れました。
※ちなみに車内では特に食べ物は配られなかったです。
ブハラ駅に到着し、数多もの白タクに囲まれますが全て拒否。YANDEX GOを使ってホテルに直行。
今回宿泊したホテルは「Mercure Hotel Old Town」。メルキュール系列の高級ホテルで、ブハラ旧市街にある綺麗なホテルでした。
ホテルにはプール&サウナが付いており、宿泊者は無料で使用可能。
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ブハラはタシケントやサマルカンドなどのアーバンな雰囲気とは少し違い、歴史を感じさせるレトロな街並みでした。日本に例えると京都のような雰囲気で、モスクやミナレットなども多いです。
列車の移動時間が長かったので昼ごはんを食べ損ない、夜ご飯の時間に。夜は近くで人気のロシア料理店「Ayvan」に。
こちらのレストランはホテル併設の綺麗なお店で、予約なしでしたがテラス席を利用できました。ボルシチなど初めて食べましたがなかなか美味しかったです。また、高級店だからかテーブルごとに従業員が担当していて、サービスが良かったです。
6泊目:タシケント
朝はメルキュールホテルの朝食ブッフェをいただきました。約2,000円するだけあってブッフェのラインナップも良く、衛生面も◎でした。
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この日は1日中観光スポット巡りをメインとしました。
まずはホテルの近くにある「チョル・ミナール」に。こちらはイスラム教のメドレセ(神学校)で、4つのミナレットで構成されています。
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チョル・ミナールでたまたま写真を撮ってもらったベルギー人と仲良くなり、名刺を渡しました。(彼はベルギーの広告代理店に勤めており、まさかの同業者でした)
そして休憩としてカフェ「Silk Road Tea House」に。地球の歩き方に掲載されているカフェだったので、日本人観光客が多くいました。
約700円でティーポット1つ分の紅茶と、お茶受けが沢山付いてくるので破格でした。ただし、ハエが多く若干不衛生だったのが難点。
続いて「カラーン・ミナレット」に。''カラーン''とは大きいという意味を指しており、ブハラ旧市街では最も高く、街のどこからでも視認できます。
また、横には「カラーン・モスク」が併設しており、ミナレットとモスクの相乗での迫力が感じられます。
※どちらもカラハン朝時代の建築。
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夜はブハラ空港→タシケント空港とウズベキスタン航空国内線で移動。遅延などなく快適なフライトでした。
この日から2泊したのは「Corner Hotel」。
清潔なホテルで、6,000円/泊ほどでハイコスパの宿でした。
7泊目:タシケント
ホテルで朝食を取り、朝から「アミール・ティムール博物館」に。
タシケント新市街の中心部にあり、ティムール朝の歴史に関する資料が多く展示されています。ティムールの業績や王位継承図などがわかりやすく展示されており、世界史勢大興奮の内容でした。
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昼ご飯は日本食レストラン「ふる里」に。2022年にオープンした待望の日本食レストランで、元々キルギスのビシュケクで人気だったお店がタシケントに待望のオープン。
ラインナップはファミレスのような感じで、定食系メニューやラーメン、お寿司などなんでもあります。
「冷やし担々麺」を頼みましたが、値段もクオリティも日本のファミレスくらいで、日本人でも十分に満足できる内容でした。
''海外から見た日本食''を俯瞰する良い機会になりました。
こちらのお店で日本語を勉強中のキルギス人に話しかけられ、一緒に自転車を借りて観光案内をしてもらいました。
最初は観光料を要求されるかと警戒しておりましたが、結果的にただのめちゃくちゃ良い人でしたw
キルギス人に連れられてオペラとバレエの劇場「ナヴォイ劇場」に。こちらは第二次世界大戦時にソ連によって捕虜となった旧日本兵が建てたことで有名な劇場。劇場の説明書きには日本語表記も併記してありました。
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その後、近くの公園や史跡を案内してもらった後、最後にシーシャバー「hammer smith」を訪れました。夕方くらいだったのでお客さんが少なく、テラス席でゆっくりシーシャを楽しめました。
そこから空港に向かい、タシケント空港→仁川空港と飛び立ち、無事帰国いたしました。
以上で終わりになります。
徒然なるままに滞在記録を書いてしまったのですが、是非これからウズベキスタンへの渡航を計画している方はご参考にしていただけますと嬉しいです。