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油麦菜(A菜)の香味オイスターソース
少し前から、いつもの宅配サービスに「油麦菜(ユーマイサイ)」というのが出ていると時折買い求めています。
油麦菜(ユーマイサイ)とは
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こちらがその、油麦菜(ユーマイサイ)。
ほかにも、ヨウマイツァイとか、ユバクサイとかいろいろな呼ばれ方がされていて、中国系の方にはおそらくよく知られた野菜かと思います。
台湾でよく料理に使われる「A菜(エーサイ)」という名前のほうがなじみがあるという方も多いかもしれません。
和名は、タチジシャ。チシャというと、レタスを思い浮かべますが、やはりロメインレタスの仲間だそうで、茎も歯ごたえがあり、葉は肉厚。とてもシャキシャキしています。
シンプルににんにくを効かせて塩炒めにしてもおいしいけれど、最近気に入っているのは、メインにもなりそうな食べごたえのあるひと皿。きざんだ香味野菜に熱々の油をじゅわっとかけた、あの食欲そそる味つけです。
オイスターソースを入れるのは、本当はちょっと邪道なのかもしれないけれど、やはり食べ応えが出て旨味がすごいのでとにかくご飯がすすみます。
油麦菜は、独特のナッツのような香ばしい風味がするので、それが油とよく合ってとてもおいしい。
でも今回はたれもしっかり味なので、おそらくこのレシピなら、ロメインレタスやレタス類、あるいは青梗菜などほかの青菜で作ってもおいしいかもしれません。
「油麦菜(A菜)の香味オイスターソース」
【材料(油麦菜1株分=2~4人分)】
油麦菜 1株(300g)
鶏ガラスープの素 小さじ2
砂糖 小さじ1
〔香味オイスターソースだれ〕
ねぎ 30g
しょうが、にんにく 各1かけ
赤唐辛子 1本
油 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
まずは、油麦菜をよく洗います。洗い桶にたっぷり水を張り、じゃぶじゃぶと。そしてここで、余裕があれば鶏ガラスープの素と砂糖を水に溶かして洗っておきます。そうすると、肉厚でしっかりした油麦菜にもほんのり下味がついておいしくなります。(※でも今回はたれがしっかり味なので、あくまで余裕があればでOK)
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2. 次に、油を入れた熱湯で茹でるのですが、油麦菜が大きすぎて鍋(フライパンでも無理)にうまくおさまらなかったので、後々の食べやすさも考えて半分長さにカット。ついでに茎の太い部分も何等分かに切り分けておきます。
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3. そして、油麦菜はあっという間に火が通ってしまう野菜なので、先にたれを作っておきます。
ねぎ、しょうが、にんにく、赤唐辛子。赤唐辛子は辛いので、種を取って小口切りに。
あとは油を小さめのフライパンで煙が出るくらいまであたためて、香味野菜の上からそっと回しかけます。
じゅわ〜っ、パチパチっと。
この時点で、すでにとても良い香り。
本当に香味野菜に熱々の油をまわしかけると、なんて素晴らしい香りが立つのでしょう…!
あとはオイスターソースを混ぜ入れれば、たれはできあがりです。
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4. 再び、油麦菜のほうへ。お湯が沸いたら、油を入れて油麦菜を根元の方から投入。さっと湯がいてざるにあげ、しっかり水気を切ります。
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5. 油麦菜を皿に並べたら、先ほどのたれをかけて完成。
つややかな緑の葉と茎、そこにたっぷりのたれ。
お皿に野菜がたっぷり盛り付けられているというだけなのに、この食欲そそるビジュアルはどうでしょう…! 白いご飯が猛烈に欲しくなります。
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油麦菜は、とにかく食べごたえが抜群。
油をまとった肉厚な葉と茎は、つるつるシャキシャキとしていて口いっぱいに甘みがあふれるよう。そして、このなんとも言えないナッツのような、トウモロコシのような香ばしい独特の風味がとにかく後を引きます。
名前の通り、油との相性が本当に良い。
しかも食欲をそそるこのたれなら、子どもでも食べやすいみたいです。
油麦菜、日本でももっと、ふつうにスーパーなどでも買えるようになればいいのに。
鮮度が非常に落ちやすく、冷凍には不向きな野菜のようなのでなかなか難しいのかもしれませんが、もっとたくさんの方に知ってもらえたらうれしいなと思う野菜が、またひとつ増えました。
油麦菜、意外と扱いやすくてとっても美味しいので、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
(そして、どんな食べ方がお気に入りか、ご存じの方がいらしたらぜひ教えてください!)
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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