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リモートワークについて思う事
前回の記事からおよそ3ヶ月ちょっとが経過した。その後も打ち合わせ以外は自宅作業の状態が続いている。そんな過程で思う所も出てきたので、ちょっと記しておこうと思う。
リモートワークは克己心との戦い
これは前回も書いた事だが、ほんと自分を律して作業を進める習慣を付けてかつ強化していかないと、あっという間にただのニートのようになってしまうと思う。ToDoリストでもオンラインカレンダーへの書き込みでも、はたまたアナログに手帳でも何でも良いので、きっちりとやる事・やりたい事を管理しながら進められるのが一番良い。これらは具体的な作業もあるが、計画や考え事の時間、また休憩の時間や学習の時間なんかもひっくるめてしまうのが一番良い。サボり癖はあっという間に悪い習慣となってしまうので、ゆめゆめ気をつける事。
運動量が減るので適度に運動を
通勤というイベントが無くなるのはありがたい事ではあるが、こうなってくると基本的に外にあまり出歩かなくなりがちかつ通勤や休憩時間、オフィス内での移動などちょっとした歩行の時間も無くなってしまう。
ので、予定に適度に散歩やエクササイズを入れておかないとあっという間に腹回りがやばい事になる。
コミュニケーションはより意識的に
同じオフィス内にいれば距離も近いし話しやすいし、表情や声色・しぐさなどからいろいろな付帯情報が読み取れるので、コミュニケーションは取りやすい。リモートワークになってしまうとこういった付帯情報がなくなってしまうし、偶発的な会話などもなかなか望めなくなる。
情報が流通しなくなると、概ねプロジェクトや組織内関係などは危険な方向へ行きがちとなる。これを防止するために意識的にコミュニケーションを、内容を整理した形で取っていく必要がある。このため、コミュニケーションコストがかなり高くなる場合もあると思う。特にプロジェクトチームがある程度の規模の場合は顕著になりそうな感じがする。
個人的にリモート状態での作業は好きだが、プロジェクトのように同一方向にチームメンバーが向かい、かつ状況が曖昧な初期の状態などは同一オフィスで作業していた方が効率が良いように思える。もしくはきっちり定例で顔合わせをするとか。
リモートワークはあった方が良いが必須ではない
いわゆる「働き方改革」的な立場の方が「通勤は悪」「リモートワークは必須」的な割と極端な発言をされるのがちょいちょいと目につく。言わんとする事は分かるし理想だし、極端に振れば商売になりやすいのも分かるが、これを鵜呑みにしてしまう危険性は多々あると思う。
そもそもそれらが必須と思っており、かつ上記までのような要件を自律的に満たせている人であれば、そういった組織にさっさと移っているのではないだろうか。またこれらがなかなか満たせない人がリモートになったとしても、不幸な面が幸福な面を上回るように思う。やみくもに導入したから幸せになるという万能薬では無い。
などなど、現時点(フルリモートワーク5ヶ月目)で思う事を書いてみました。概ね自分自身は平和かつ幸せに仕事を進められています(ボスの寛容度の大きさに助けられている部分も多い)。
挙げた課題に対してすでに解決策を見いだしておられる方々もいるでしょう。そういったノウハウが共有されて行けば、世の中もっと幸せになると思いますので、是非教えていただきたいです。
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