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春子鯛の酢締めで少し春を先取り

まだまだ寒い日がたまにありますね。でも総じて春を少しだけ感じるような日も多くなってきています。
帰り道、寒いと一献やりたくなるのは人情と言ったところ。そんな時に春子鯛がお奨めに載っていたら、ふらりと寄らざるを得ません。

と言うわけで、いつもの早稲田 㐂の下へ。

春子鯛の酢締め

まずはお目当ての春子鯛の酢締めを。お供は辛口の日高見です。
うっすらと脂がのっていて、塩加減も酢締め加減も実に好みの塩梅。ほんのり甘みが感じられる春子の旨さを引き出してくれています。
薬味の穂紫蘇の花を添えて食べると、淡いふんわりとしたしその香りが春の足音を運んできてくれるようです。

花山葵の梅酢和え

もう一品、春を感じさせる花山葵が合ったのでオーダー。ピリッと来る花山葵に梅酢がほんのり酸味わ加えてくれてます。辛味とともに、山葵の良い香りが鼻の奥に抜けていきます。
これもお酒泥棒ですね。

公魚の天麩羅

こちらはそろそろ冬の名残でしょうが。公魚の天麩羅を追加でオーダー。
軽い塩味がほくほくとした白身の味を引き立ててくれます。丸かじりなので健康的にカルシウムも補給(笑)。

鰺とイカ握り

そんなこんなで杯を重ねていたら、少し握り鮨を出してくれました。
鰺は旨味の塊、イカは噛めば噛むほど甘みが出てきます。

ぬか漬け

お供にはさっぱりと自家製のぬか漬けを。大根ときゅうり、どちらもいい感じに浸かっています。
他の料理の邪魔をしない、でも合間につまむと口中をさっぱりとしてくれる、懐かしい感じの味。

そんなこんなで今日も色々と頂きました。
もう少しすると山菜なんか出てきそうで、楽しみです。
ごちそうさまでした。

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にわけん
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