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PLC制御屋の独立の話

〈 はじめに 〉

PLC制御屋さんの独立する可能性は、優秀であればあるほど、高くなると思います。

成果を直接得られる個人の方が、会社からマージンを取られず、そのまま自分のお金にできると考えるからだと思います。

また、制御は、現場の最後の締めでもあるため、最後まで残ることが多く、出張が多かったり、会社からの理不尽が多いことも要因かと思います。

会社で異なりますが、私の前職では、電気関係の部品手配遅れ、センサー選定とそのミス、単軸サーボなどの位置、速度調整などはすべて電気設計の責任でした。

ただでさえ、制御系の負担が増えている中で、その他の処理までやっていては仕事が間に合わず、本当に不条理な残業続きでした。

また、機械設計も非協力的であり、設計したら終わりという人が多く、試運転で何が問題かも把握していない人が多数でした。
※エアーシリンダのスピコン調整や試運転ワークの手配まで私が行ってました。

こういう理不尽が募りに募ると、辞めたほうが良いと感じるのは当たり前かと思います。

ただ、その独立が早いかどうか、ちゃんと自分で把握する必要があります。

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〈 独立できるかの判断基準 〉

① 現職で1人で案件をこなせる技術力がある
② お客様を探せるか
③ 仕事を最後までやり切り心構えができているか

①に関して言いますと、PLC制御屋として、ある程度1人で案件をこなせれば技量的には問題ないかと思います。

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