アルゼンチン共和国杯回顧。11/8

アイちゃんが勝った先週に続き良馬場。一部コーナーで内が剥げたり最後の直線内を5〜6頭分あけて走ったりはしてるが、阪神では2歳レコードが出るなど東京も含め全体の芝状態は良さそう。日曜の含水率・クッション値は東京約15%・8.7で福島も似た数値、阪神は約10%・10.1だった。外伸びとはいえ広いコースだし位置や脚質の有利不利はフラット、展開次第と言えそうな感じ。


アルゼンチン共和国杯は逃げ馬不在の中、思ったよりテンが流れ向正面でスローダウン、ラスト3ハロン戦となった。

1着オーソリティ(C.ルメール騎手)「長くいい脚で【少しずつ加速】坂を上ってトップスピード、ゴールまで止まらなかった」
木村調教師「コンディションは青葉賞の方が良い。スタート出ておさまった。」

この「少しずつ加速」っての毎日王冠のサリオスでもやってたよねルメール。アイちゃんもそうか。これが東京攻略法なのかな我慢して追い出して坂登ってから絶頂迎える感じ、誰でも出来る技術じゃないんだろうか???

不利と言われる大外枠からのスタート後も内に切れ込むのではなく、しばらく馬場の良い所を走らせて緩やかに内へ導いていた【細かな積み重ね】を感じる騎乗。もうルメールのファンになっちまった方が競馬楽しいんじゃね?(笑) はぁ…つまらんw

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ゴールの画像。8着くらいまで【馬に差はなく立ち回りの差】が出た印象。

オーソリティと言えば青葉賞。「タイムも良い!レベル高い!」つってヴァルコス買うと負けちゃうイメージが強くてノータイムで消しちゃってゴメンね(あと脳内のどこかでワーケアと間違ってた笑)。そのヴァルコスも荒れた内を選んで菊8着、この2頭【スタミナはある】のね。ただレイパパレが秋華賞で言われたみたいに「菊出てれば勝てた」とか言い出すのはどうかとは思うわ。ちょっと古馬重賞(ハンデ)勝ったことで過剰人気するなら次走どこに出ても消しっす。

2着ラストドラフト(戸崎圭太騎手)「追い切りからフットワーク良い。位置取り考えずリズム重視。内にささりながらも最後まで」

直線前が開くまで時間かかったがそこから良く伸びた。「追い出し我慢」がナチュラルに出来たとも見れるけろ。中山の馬って感じがして消しちゃったなぁ、京成杯ピークって思っちゃうけどG2で通用してるもんねぇ。前走負けすぎで買い時わからん…世代も弱いし…ノヴェリスト産駒も謎と思ってググったらラストドラフトが稼ぎ頭だったw長距離向きで距離変更にも強いとな、馬格ないしねぇ。ふむ。

3着サンアップルトン(柴田善臣騎手)「走りのバランスが良くなってきた」

馬場の良いとこ良いとこを無理せず追走、最後も外を伸ばした欲のない?好騎乗。2着3着は中山のG2で好走のある馬。目黒記念なら狙えるか?という感じの決着、いやその場合メイショウテンゲンやサトノルークス狙ってそうだなぁ…ゴール後反応良いのも上位3頭。スタミナあるぅ。

4着○ユーキャンスマイル(岩田康誠騎手)友道調教師「休み明けで58キロ。外に出せればよかったが、直線では脚がなかった。JCはこれを使って良くなる」

岩田さんもスタート後は馬場の良い外に出そうとしてたんだね。3コーナーでももう少し外を走らせたい素振りあるんだけど外の馬に押し込められた感じ、直線ではあと一息伸びを欠いた。58kgのトップハンデを言い訳にしてしまうと、G1では難しいのかなと思ってしまう。

5着◎タイセイトレイル(坂井瑠星騎手)「ポジション取りに行って最後も伸びた」

4コーナーで捲って行った時はキタ!…のか?行けるのか?と期待不安が混じったが、不安の方が的中してしまった。やっぱり瑠星くんは早漏なのかな…重賞ではいい加減に買い控えようかな…

6着△サンレイポケット(荻野極騎手)「道中は我慢が利いた。向こう正面で他馬とぶつかった。内の悪いところを通りながら」

直線外に進路を取れなかったが良く伸びた。道悪なら重賞でも買いたい馬。

7着ベストアプローチ(江田照男騎手)「最後はいっぱいに」

上がりは3位だけどこのコメント。確かに迫力なく、併せる形になったサンアップルトンに離された。復帰後は掲示板に入れず、長距離ダメなら何処に向かうのか…

8着アールスター(長岡禎仁騎手)「距離は問題ない。しまいも伸びたがジリっぽく」

オーソリティに次ぐ4番手先行。後続がペースを上げて勝負所で追い付かれると、挟まれて進路を失った。微妙に接触もあり巻き返せる内容。

9着ゴールドギア(田辺裕信騎手)

前半59.9でかなり縦長になった中の17番手から。ツイッターでフォローしているラップ理論の方によるとこの馬で前半64.6、追い付くには平均11.6が必要で競輪で言うところの追走義務違反、とバッサリ。14番手アイスバブルでギリギリではないか、と。一番伸ばしたこの馬で9着。買った人にはシコりが残る。

10着ミュゼエイリアン(横山和生騎手)

軽い斤量でキレイに出て逃げる形になったが持たなかった。最後まで頑張ってる。一か八かの荒れた最内通りがちなのかなぁこの兄弟

11着オセアグレイト(三浦皇成騎手)「2000mくらいが良さが出ると思う」

2馬身離れた2番手追走も沈んだ。真っ直ぐ綺麗に走るなぁ。重賞ではダイヤモンドSの3着が最高だがコメントとどっちの路線を取るか…

12着アイスバブル(横山武史騎手)

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残り1800mのハロン棒あたりがこの馬。確かにポツンでギリギリの位置に見える。4コーナーで9番手と捲ったように見える数字は、皆が嫌った最内にツッコんでのもの。血であろう。

13着サトノルークス(大野拓弥騎手)

菊花賞2着馬にムチが入っても反応がなかった。案外すぎる結果にコメントが欲しい…【世代か!?】世代が弱すぎるのか?だったらワールドプレミアも消せるわけだが…確かに後のG1馬出がちな菊花賞組から、この世代は出ていない。それどころか【重賞勝ちすらいなく】てOP勝ちが4頭しかいないわ。消せるわ。

14着トーセンカンビーナ(M.デムーロ騎手)

追走義務違反のシンガリ。ほんま酷い。

15着▲バレリオ(津村明秀騎手)「ポジション取りに行ったぶん、最後甘くなった」

確かに前はシンドかったかも知れん。オーソリティ強いね。

16着プリンスオブペスカ(丸山元気騎手)

追走義務違反組。

17着メイショウテンゲン(池添謙一騎手)「体も減って勝負所でついて行けず」

休み明けで?あ、輸送がダメなのかなこの馬。馬柱にはその傾向あるね。てゆーか……世代か!?

18着エアウィンザー(横山典弘騎手)

追走義務違反組そろってコメントなし。


馬券回顧。

瑠星くんに別れを告げようかな…久しぶりの単勝勝負、4コーナーまでは楽しめた。

◎成績(5.4.2.21) 単勝回収率20%(660/3200)

○▲成績(5.5.4.50) (2790/6400)

◎○▲合計(10.9.6.71) (.104/.197/.260)

32戦トータル投資3030にわ 回収594にわ

的中率6%(2/32) 回収率19%

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