あたりまえにある死。死についてのラジオ3rd Season①
サムネに関係ないウチの猫、貼りがち。
BGM。
前回
始まりました3rd Season
2nd Seasonまでは、テーマ「〇〇と死」の〇〇に名詞を入れてきましたが、今回は(文法あんま知らんけど)形容詞・形容動詞を入れたら捗るかなぁ?と思いつきで変えました。
1回目のゲストはじゅんこさん。じゅんこさんは寺の嫁であり、ベテランナースでもあるのでパッと浮かんだテーマ「あたりまえにある死」でトークしてみませんかと打診したところ快諾いただけたので、やっていきます。
あたりまえにある死。
にわか「あたりまえにある死というテーマで、思うことありますか?」
じゅんこ「平成の30年間って死があたりまえじゃなかった時代だなあと」
にわか「あぁ、そんな気がする」
じゅんこ「医療技術が進歩して、死が遠ざかっていった」
にわか「助かってしまう笑」
じゅんこ「そうそう助かりすぎ笑。昔は50-60代で死ぬ人も多かったのだけど、平成を生き延びたその人達が、今80-90代でどんどん死んでる」
にわか「なるほどなぁ。納得」
じゅんこ「あたりまえを皆、見落としがち。それが今、めくれてきた」
死を忘れるな。
にわか「死があたりまえじゃなくなるの、核家族化も影響あると思うねん」
じゅんこ「それはあるねぇ。一緒に住んでる人が死ぬ機会が減った」
にわか「死を見せてくれる人がいなくなった」
じゅんこ「うんうん。あとさ今、出生率下がってるじゃん?なのに障害児は増えてるんだよね」
にわか「まじ?なんで?」
じゅんこ「障害児も、助かってしまうねん」
にわか「あああああ!そうか。…そういった助かってしまう現場を見てて、思うところありますか」
じゅんこ「死ぬことを忘れるな。あたりまえなんだよ?」
にわか「まさに今回のテーマだ」
じゅんこ「死ぬことに慣れてないんやな」
あたりまえを見直す。
じゅんこ「トリアージしてもええんちゃうと思うんよな」(じゅんこさんは重度の障害を持った子どもも育ててます)
にわか「ああ、震災のときにしたように」
じゅんこ「介護疲れとかも問題になってるし、子どもの呼吸器を止めたお母さんが自〇したニュースとかもある」
にわか「医療でひとつの命を助けたつもりが、社会がふたつの命をなくしてもうたんやな」
じゅんこ「にわかさんが働いてる介護施設はどう?」
にわか「施設はねぇ、死ぬ人減った笑」
じゅんこ「ま?」
にわか「昔はひと冬で、60人くらいの施設なら15人くらいは死んでたんだけど、コロナ以降さっぱり」
じゅんこ「あ〜〜〜〜感染予防とか、今はしっかりやるもんね。大変だったよねコロナ禍。そうだよね〜〜〜インフルって死ぬんだよね〜〜〜」
にわか「それこそ平成なんかは、医療にとって死とは、」
じゅんこ「『敗北』」
にわか「それな」
死のススメ。
じゅんこ「でも『あたりまえなんだよ』を家族に説明するの難しいよね」
にわか「わかる。助かってしまう現状、現場の人はみんな分かってると思うけど、」
じゅんこ「いや!医療現場はまだまだだね!分かってる人少ない」
にわか「まじで?介護士はみんな気付いてると思うわ」
じゅんこ「介護士さんの方が生活を看てるもんね〜。医療現場は、気付いても言えない雰囲気とかもある。まだまだこれからって感じ」
にわか「んああ〜〜〜そうなんだ」
じゅんこ「まあ現場にもよるだろうけどね!」
にわか「あたりまえなんだけどな〜〜〜説明むずい」
だから僕たちは死を推していきます笑
死ぬ前に一言。
にわか「今回は時間もないのでここまで、というわけで」
ダブルMCまおり「死ぬ前に一言ありますか?」
じゅんこ「『ああ〜〜そうなんだ〜〜〜』かな」
にわか「いいね」
じゅんこ「あ、その前にごめん、子どもたちのご飯作ってないから作って食べさせて」
にわか「らしいやw」
じゅんこ「あと旦那に、あなたの葬式出せなくてごめんなさい」
おしまい。
感想と次回予告。
今回あんま時間なかったのもあり、いつも話してる当たり前の話だけしてたな〜〜軽いnoteになりそだな〜〜〜とか思ってるんですけど、どうですかね笑。
じゅんこさんは死にかけた経験もあり、その辺の死生観とかも聞いてみたかったけど、またの機会に!
じゅんこ「あ〜〜〜あの時はねぇ〜」
次回は2月を予定。いろいろ未定です!!
【コチラ】でご参加お待ちしてます!