【気まぐれ双子日記】2歳0ヵ月
子どもたちは先月で2歳になった。
双子日記を書くのは1年以上ぶり。
タイトルに「気まぐれ」とあるがこれではあまりにも気まぐれすぎるな(笑)
なぜこんなに久しぶりかと言えば、それだけ今の仕事に取られる時間が多かったことでしかない。
中学校理科の教員となって2年目に入った。
その前の3年間は特別支援学校に勤務していたのだが、同じ学校職員とは思えないぐらい勤務時間が違う。
現職での基本的な生活リズムは
7:00 出勤、授業準備
7:30 朝練
8:30 ~ 18:00 授業、部活など
18:30 一時帰宅、子どもたちの食事、風呂入れ
19:30 奥さんと夜ご飯
20:30 再び出勤
23:30 退勤
まあ大体こんな感じだ。
土日両日とも少なくとも半日は部活。
まあ、キツかったよね苦笑
でも、「この仕事の特性上こういうものか」って感じ。
みんなそう。
充実はしている。
ところが、正直、今、仕事上は相当な余裕がある。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって臨時休業中だからだ。
家族と過ごす時間は格段に増えた。
この点はとてもポジティブ。
しかし、今自分の中には大きな「不安」が渦巻いている。
何がそんなに不安にさせるかというと、子どもたちの発達について。
以前は、晴れた日はとにかくなるべく外の公園で遊んでいた。
外遊びはこの年齢の子どもにとって「全て」である。
そのことについてわざわざ説明する必要もないだろう。
しかし、「外出自粛」要請が出て以来、公園で遊ばせられていない。
それから、お友達や親以外の大人と触れあうこともない。
かろうじて散歩はしているので、それは良いことだ。
公園で遊ばせることによる感染のリスクは低いとは思うが、ウチの子どもたちは指しゃぶりのクセがあり、遊具のある公園では不安が拭えない。
また、色々な人とのコミュニケーションがないというのも致命的だと思う。
そして、家にいる時間が長くなると、親も疲れてしまい、ついついテレビに頼ってしまう。
正直これは「仕方ない」と思っていた。
しかし、このような日常を繰り返す中で、外出自粛はさらに延長された。
このことについて文句を言うつもりはない。
ただ、「そろそろやばくないか」と思い始めた。
この先どうなるのか、色々なことを想像し、親としてどうあるべきなのか、子どもたちにどう育っていってほしいのか、自問自答する中で、やはり「矢印は自分に向けなくてはいけない」と感じ始めた。
奥さんとも相談をした。
「家の中でどんな遊びができるかな?」とか、「逆におもちゃ多すぎないかな?」とか。
テレビに頼ってしまうのは、本当はコロナウイルスのせいではない。
そう捉え直し、自分の時間を削ってでも、頑張って遊ぼうと思うようになった。
子どもにとっての「遊び」は「仕事」であり「家事」であり「趣味」であり、全てだ。
感染は絶対させたくないから「外遊びはしない」と選択したのであれば、それに代わるものを与えなければいけない。
そうやって家族と向き合うことができた。
とはいえ、これは中々大変苦笑
先の見通せない中で、不安は居座り続ける。
でも、できるだけ後悔しない自分でいたいと思う。
最後に、医療従事者や宅配会社を始め、我々の生活を守るために戦う人々に感謝の気持ちを込めて拍手を送ります。
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