ベンジンカイロについて思うこと つらつら
ベンジンカイロの季節がやってきた
ベンジンカイロは、冬の寒さに負けない便利なアイテムです。
ベンジン(液体燃料)で発熱するオイル式カイロです
使い捨てとの違いは
繰り返し使えること
すごく温かいこと
大きさも選べます
ベンジンは薬局にあります。
その仕組み
カイロ内の中綿に染み込ませたベンジン(燃料)が気化する際、火口にあるプラチナ触媒と触れることで化学反応(酸化)を起こし、炭酸ガスと水に分解されます。
その化学反応が起こる際に発せられる酸化熱をカイロとして利用する仕組みです
熱量が高く、発熱温度が一定しているメリットがあります。
炎を出すわけじゃないので、使い捨てカイロ同様、安全な部類の暖房器具と思っていいでしょう。
※ホワイトガソリンやジッポオイル を使用している方がいますが、各メーカー指定の燃料を入れてください。
このように便利な ベンジン カイロですが 使っていて気になる点をあげていきます
この商品の 性格 というものがありその性格を知っていれば便利に使えるというものだという 私の考えです。
1.ベンジン臭は・・・します!
なんせ、燃料が『ベンジン』ですから臭いはします。 使用前からも匂いますし 使用中も 匂います。
その匂いが不快か?そうでないか?は、個人の感覚の差と、嗅覚の差ではないかと思います。
2.温まらないシーンがある!
これに気が付いたのは宮崎県内で11月から始まる夜神楽の参拝にいったときに気がつきました。
夜中2時くらいマイナス3度くらいの野外で夜神楽をみています。
その時、ベンジンカイロを使い暖を取っていましたがベンジンカイロが段々と暖まらなくなり最後には冷たくなりました。
翌日ですが メーカーの方に この状態を 説明し どのような状態でベンジンカイロが暖まらなくなるのかを聞いてみました
密封されている状態かそれに近い状態だと温まらなくなります。
空気がないと燃焼しないからです。ですので、密封された状態や、それに近い状態の場所では温まりません。
急激な温度変化でを繰り返すと温まらなくなります。
寒い日にベンジンカイロをポケットから出し入れして、途中 あたたかくなくなったという体験をしました。
メーカー曰く、化学反応が起きにくくなるのが原因だそうです。
寒い日に服の外などに出したり、入れたりの温度変化を少なくすることで、暖かさは継続します。
南極観測隊でも使われたのは事実です
メーカーの説明員も言ってましたが南極観測隊でも使われたのは事実です
その際の気温はマイナス40度までは確認してますとのことでした。
しかし。。。
実地テストをしているわけではないそうで、どこまでの気温なら使えるか?についての質問しましたが、テストしているわけではないということで、明確な答えはありませんでした。