にわぐらしダイアリー 続・自分のニーズ

昨日に引き続き、大事なものについて。

度々こちらでも書いているポッドキャストのお話。
今日は満島真之介さんの旅のエピソードを聞いた。

なんだかワクワクした。
共感したら目頭が熱くなるのだけれど、今日は道を歩きながらジンとした。
聞きながら、全身で地球を楽しんでる人なんだなって思った。

彼の1番の思い出の旅は、タクラマカン砂漠に行った時。
音のない世界。
「風」と言う感覚。
自分の耳が変わる瞬間。

多分、わたしが感じたいのは、この感覚に近いのかもしれない。
圧倒的な自然に、圧倒されたい。
「今ここ」だからできる旅をしたい。

そして、自分の中で旅の定義が変わる時の話。
わたし自身も、振り返ると、少しずつ変化していった。
人生とともに、わたしの旅はあった。

旅することが、全部幸せなわけではない。
飛行機に乗るまで、「本当に行くんだろうか?」とナーバスになるし、
一人孤独感に打ちのめされそうになる。
ノートで書き殴って、一人自分自身の内なるものに耐える。
だからこそ、人の出会いに心を救われる。
自然の中でいることの厳しさと美しさに感銘を受ける。
どちらも、わたしにとっては「旅」である。
何かがあることが、「面白さ」や「ネタ」に変わる。

2020年、旅に行けないからこそ、考えたことがたくさんあった。
ただ行けばいいってものじゃない。
自分はやっとそのステージまで行ったのかもしれない。

「ここだ!」ってところは、行くべきだ。
それは変わらない価値観。

そこにどう向き合って、どう準備していくか、それも全部楽しみたい。
突然清水の舞台から飛び降りる勢いじゃなくて、もっとじっくり整理して、それを大事に感じつつ、旅したい。
丸々感じながら、そこへ行きたい。

常に、「わたしは何を求めてるのか?」を胸におきながら、
その目で、耳で、足で確かめにいきたい。

だから旅はやめられないんだよなあ。
どうしようもないな、って自分で思うけれど、
止めるまで止めないでいよう。
そんな自分も、受け入れて生きて行こう。

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