見出し画像

好きをしゃべりで発信する。Podcastのすゝめ。

最近しゃべり足りてますか?

・オンライン飲み会を何回かやってみたけど、なんか違うなぁってことでやらなくなったあなた
・カフェで友たちとゆったり話すのが好きだったのに、それが出来ずになんだかもやもやするあなた
・話すことが減ったので、なんかSNSとかで発信してみたいなと思ったあなた
そんな「最近喋り足りてないぁ」って方に向けて書いております。

お家時間の過ごし方はいろいろあると思いますが、しゃべり不足って目立たないけど意外と深刻な問題だと思うんです。

素敵な景色見たり、それから美味しいものを食べたりしたら、誰かに伝えたくなるあの気持ちあるでしょ?何かを好きになる感情っていうのは、言葉にして誰かにちゃーんと伝えないと、心が麻痺してしまうらしいよ。
要するに好きなものがあるのに長い間、ずっーと誰にも言えないでいると、心が感動する必要性が無いという風に判断して、何かを好きって感じることすらやめてしまうんだって。
怖い言い方しちゃうけど、“好き”が死んでしまうんです。
ドラマ お耳に合いましたら。 / 吉田照美)

失敗したことがあったとしても、誰かに話して笑ってもらえれば、良いネタになりますし、好きなものについて話してみれば、新たなつながりや友達が出来るかもしれない
何気なくしている喋るという行為って自分たちが思っている以上に意味があるんじゃないかと、お家時間が長くなったこの生活の中で改めて感じています。

Podcastで配信することをオススメしたい

そこで、しゃべり不足の人にPodcastで配信することをオススメしたいのです。
上でセリフを引用したドラマ「お耳に合いましたら。」は、主人公があるきっかけからPodcast番組を始めていくパーソナリティ成長期のお話です。作中にレジェンドパーソナリティとして登場する吉田照美さんのセリフをお借りしました。

Podcastを知らない人に説明すると、収録された音声コンテンツを無料で聴くことが出来るサービスのことで、めちゃくちゃくざっくり言うと「生放送じゃないラジオ」、もしくは「音声のみYouTube」ってところです。
放送局がやっているニュース配信から、オールナイトニッポンの一部番組のアーカイブ、英語の勉強が出来る講座など、いろんなコンテンツがあります。Podcast聴いたことないって人でも、実はスマホに聴けるアプリが入ってたりします。

Podcastアイコン

企業だけでなく、個人でも配信できる仕組みになっているので、基本的に誰でも配信可能です。自分の好きなこと語ったり、日常生活で起こった出来事を話した事が番組に出来て、芸能人の有名番組の横に並ぶこともあります。それだけでもちょっとワクワクしません?

私も1年半ぐらい前から友人と2人で、色んなマンガの魅力をふんわりワイワイお伝えする「マンガ760」という番組を配信しています。
そんな私がPodcast配信をオススメする理由を説明していきます。

①リスナーさんからの温かいお便り

多くのPodcastがラジオと同様にお便り(メール)でのコミュニケーションを行っています。前時代的だなと思われる部分があるかもしれないのですが、これが良いのです。
即座に記入できるコメントシステムではなく、わざわざフォームかメールで送らなければいけないハードルを越えてまで送ってくれるリスナーさんからのお便りは温かいんです
私たちは東京で配信をしているのですが、お便りで沖縄の方と繋がったり、長崎の紹介をしてもらったり、オススメのマンガを教えてもらったり、素敵なお便りをもらってます。
お便りを貰うと心が温まるので、ホントにオススメです。

②絵作りしなくていい

今やるんだったら、YouTube・TikTokの方がいいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、実際始めようと思うと、絵作りの大変さに気が付きます。
今時のコンテンツは基本クオリティが高いので、それに負けないために、顔出しするのか、はたまたVtuberになるのか、背景はどうするのかなど……。絵作りが面倒で準備途中で諦める人もいると思います。私は何度もくじけてます。
それに比べるとPodcastは音声だけなので、かなり気楽に始められます。寝起きで髪の毛がボサボサでも、風呂上がりのすっぴん状態でも収録が出来ちゃいます。

③投稿しやすいアプリが揃っている

Podcastがまだまだ馴染みのないサービスのため、配信の仕方も知られていませんが、アプリのおかげでめちゃくちゃ配信がしやすいです。
AnchorRadiotalkなど、色んなサービスがありますが、私たちはAnchorを使用しています。Anchor上で収録・編集・投稿まで出てきちゃいます。機材もこだわらなければスマホ1台でもOKです!
(と言いつつ、私のデスクはこんな感じになっちゃってます)

iOS の画像 (1)

④編集の手間が少ない

①に通ずるところがありますが、音声編集は音声のみの編集で完結するので、だいぶ手間が少ないです。好みによってはノーカットで配信している人もいますので、そのままドンでいけます。
音質などにこだわりだすと結構ややこしいのですが、それはある程度慣れてからで!
※マンガ760の編集は基本、相方の佐島さんがやってくれてます!いつもありがとうございます……。

⑤実はPodcastの賞があったりする

魅力あるPodcastを表彰する「JAPAN PODCAST AWARDS」という賞が(たぶん)あります。
※2019・2020は開催されたのですが、2021の開催概要は発表されていないため、たぶんとしておきます。

2020は「大賞」「ベストパーソナリティ賞」「ベストエンタメ賞」「ベストナレッジ賞」、Spotifyが選ぶ「Spotify NEXT クリエイター賞」、リスナー投票により決定した「リスナーズ・チョイス」、 全6部門の受賞作品が発表されました。
ちなみに「ベストパーソナリティ賞」のノミネート作品にマンガ760が選ばれました(自慢です)。
せっかくやるなら何か目標を立てたいというタイプの人は、受賞を目標に頑張るもの選択肢だと思います!

まとめ

Podcast配信をオススメする理由を改めてまとめると、
①リスナーさんからの温かいお便り
②絵作りしなくていい
③投稿しやすいアプリが揃っている
④編集の手間が少ない
⑤実はPodcastの賞があったりする

実務的なメリットはこんな感じですが、自分の好きなことについて語ったり、日頃疑問に思っていることを吐き出してみたりして、それを聴いてくれる人がいるってシンプルにめちゃくちゃ楽しいことやなって思います。

もちろん配信するだけじゃなくて、聴くのもオススメです。知識系のPodcastで勉強するもよし、雑談系のPodcastで和むもよし、お気に入りの番組を見つけるのも楽しみの1つです。
よければ、色んなマンガの魅力をふんわりワイワイお伝えする「マンガ760」も一度聴いてみてください↓

Podcastを聴く人・配信する人が増えて、もっともっとPodcastが盛り上がっていくと嬉しいです。今度は「Podcastの始め方」を説明したnoteも書きたいと思います。

それでは、また。

皆さんのサポートはマンガ760のために、マンガの購入や企画費用に使わせて頂きます!