振り向けば幾つもの岐路
月日が経つのは早いもので、もう2月も終わりに差し掛かっております。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は変わらず、変化の多い毎日を東奔西走しております。
昨日久しぶりにテレビゲームを起動、プレイ。気付いたら一日が終わっていました。まあ、目覚めるのが遅かったので、仕方ない。プレイしたゲームは、話題の「ポケモン レジェンズ アルセウス」。今、私は三つ目の島に到達したところです。ポケモンを捕まえるのが楽しすぎて、本来の目的を忘れて、一通り島を巡らなければ気が済まないです。
このゲームに関して、賛否両論あると思う。その”否”はおそらく、ゼルダの伝説BotWと比較してだろう。私なりの結論を言うと、それと比べるのは可哀そうではないかということ。
そもそもゲームジャンルが全く違う両者。今回、ポケモンがゼルダ寄りになっただけ。ゼルダ”寄り”になっただけであり、本来のポケモンの要素を捨てたわけではない。いうなれば、RPGがアクションRPGになった、そういったところ。もっとも、アクションRPGというジャンルになったわけではない。アクション+RPGという感じ。と、言っておきながらアドベンチャー+RPGというほうがしっくりくるような気もする。
まあ、そういった中で、想像していた物とは違うものが出てきたため反射のような拒否反応による”否”があるんだろうな、と思っている。私個人としては、とてつもなく良い作品だと感じる。また新たなポケモンを見せてくれたと思っている。
昨今のゲームは先のゼルダの伝説BotW以前と以降で大きく変わっていると感じる。以前もオープンワールドのゲームはあったが、それも行く場所が制限されていたり、仮想箱庭の箱が大きいだけのゲームばかりだったように思う。それをかのゲームが打ち壊した。何もわからない裸一貫で全てを無視してラスボスへ向かうことも可能なのは衝撃。それほどの自由度が世界を震撼させた。本当に震え上がった、この表現が正しいと思う。
その以後、従来のゲームシステムで提供しながらも、新しい道を模索した結果、今回のアルセウスに繋がる。これは非常に素晴らしいことであると同時に、ゲーム性としても優れたものになっている。人を夢中にさせる要素がたくさんある。
限られた空間の中ではあるものの、ポケモンが自由に歩くフィールドを自分も歩き回れる解放感。ポケモンを捕まえるためにバトルが必須ではなくなった、今までの当たり前を覆したことによるプレイのサクサク感。ポケモンを手に入れるだけでは図鑑には正式に登録されず、与えられたタスクをクリアする必要があり、やりこみ要素ともとれる……また、達成感も得られやすく、自分の頑張りが目に見えてわかるため、ホクホクする。他にも、バトルシステムも変化が加わり良い刺激になると共に、ポケモンの技忘れ・技覚えが手持ちに加わっているといつでも・対価不要で行える。これはいろんなバトルやチームを考えるにあたって、ストレスが軽減する素晴らしい要素になっている。まだクリアしていないため、明言は出来ないが、今回はポケモンバトル要素が大幅に削られていることが評価を二分しているようにも思う。おそらく、技のそれは今後のテストも踏まえているのではないかと想像している。
と、まあ、話せば話すほど出てくる。私の評価としては100点満点中120点である。この形態のポケモンがでたら、すぐさま買う自信がある。
勿論、良いところばかりではない。先の通り、バトル要素がほぼないため、今までの殿堂入りしてからが本番……的なことはなくなった(クリアしていないので予想)。それと同時に、育て屋的な存在も今のところないため、ポケモンを増やすことは不可能になっている。まあ、こちらはバトルがないならあまり必要のないことではある。個人的には、アイテムをもう少し充実させてほしかった。なんというか、全ての物がどこにでもありそうな存在であって、ありがたみが感じ辛い。手に入ると嬉しいのは”きんのたま”くらいだろうか。勿論、やりこめばやりこむほど他のアイテムの必要性も高まってくるとは思う。ただ、バトルがないことにより、そういったアイテムの必要性も低くなっている。もっと言うと、ポケモンに持ち物を持たせることが出来なくなっているので、なおさらアイテムの必要性が感じ辛い。私はもっぱらボールをクラフトしているだけである。
もっと!!と言う部分はあるが、それを踏まえても120点。初めましての作品でここまで作り上げていることが、素晴らしいと思う。ゲームフリーク、やるな……というところ。
次回作はどういった方向性になるかはわからない。ただひたすら、次が楽しみである。その楽しみを感じることが出来た喜び、それに感謝したい。ありがとう、ゲームフリーク。ありがとう、任天堂。
こんな内容にするつもりはなかった。ただ、昨日ポケモンをプレイしたことによる熱が。放熱せねばと思った。
本来書こうとしていたことを、短く、書こうと思う。
岐路というものは、気付いたら立っている。30歳手前になって日々感じる。振り返ると、いくつもの分かれ道があった。そんなことが手に取るようにわかる人生。恥の多い生涯を送ってきました。
そんな私がこのたび、結婚いたしました。
人生何があるかわからないですね。今は妻となった彼女。
二人とも、結婚しなくてもいいなーという話、をしていました。ただ、まあ、なんというか……人生の岐路に立った上で、5年以上も同棲していて籍を入れないのも社会人として”ヤバイやつ”だと感じたので。
なんというか、籍を入れるメリットが感じられなかったので入れてなかった。ただ、入れていないことによるデメリットがたくさん出てきた(周りからの揶揄とか)ので、このたび入籍しました。別れるつもりは一切なかったので、そうであれば何も問題ないな、と思ったのもある。
と、まあ、こういった話をしようと思ってたけれど、如何せん私の中の私がポケモンの話で盛り上がってしまった。仕方ない。また機会を見付けてお話することがあれば。
では、また。