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インスタレーション作品:龍脈 (りゅうみゃく)2023-2024
以前にも書きましたが、学生時代は音楽のPVやCMを作る人になりたくて、映像の勉強をしていました。その映像を制作していた頃から、ずっと一貫して研究してきたテーマがあります。
それは「人の自然な感覚、知覚を導きだす数値を探る」というものです。
一言で「自然」というと自分の外にある大いなるもののイメージですが、私は人間もまた自然の一部と捉えているので、そうした意味での「自然」の中には、共通で呼応する
自然の光を映し出す球
昨年からインスタレーション作品の構成パーツとして制作している球は、電飾ではなく自然の光で色が変わる球体を作ってみたくて、できました。
晴れの日も曇りの日も、太陽の赴くまま、「今ここにある光」を映し出します。
※現在箱根のポーラ美術館にて期間限定インスタレーションとして2023年1/15まで公開中。「しあわせな犬」の彫刻を取り囲んで春の息吹が湧き上がるイメージで配置しました。
春の慶び(はるのよろこび)2022-2023
今年も年末年始、箱根のポーラ美術館「しあわせな犬」彫刻周りに期間限定のインスタレーションを制作させていただきました。
美術館のメイン展示は「ポーラ美術館20周年記念展 ピカソ 青の時代を超えて」。
よく取り上げられているピカソの独創性のみならず、どういった人物の影響でどのように作風が変わっていったか。青、と一言で言ってもどのように青の色が作られているか、どのようにあの独特な構図や作品は作られて
写真と映像による作品 「Circa(キルカ)」
3/16(水)より東京・恵比寿で開催される絵本のギャラリーMalle企画の合同展「物語を紡いで〜列車の旅〜」に参加します。テーマは、列車の旅、です。
立体作品を展示予定でしたが、年末に利き手を傷めてしまい、急遽以前から温めていた写真と映像の展示に変更しました。
モデルの仕事をしていた1996年~2001年にフィルムで撮影した写真をジークレープリントしたものと写真をアルバムとしてまとめたZINE
見えないものに目を凝らす
niŭ 「しあわせな犬」2021-22年 冬季 インスタレーション
見えないものに目を凝らすEyes on the invisible(2021)
新年に向けて、「目に見えないけれど存在するもの」のイメージで「しあわせな犬」の周りにインスタレーションを制作しました。コロナがいまだ収束し切らない現状。漠然としたお祝いではなく、新年への希望を込めて。
多くの人が今、静かに、でも確かに、感じている
[ 19,17,15,13,11,9,7,5,3,1 ]
[ 19,17,15,13,11,9,7,5,3,1 ]は、2019年12月から2020年1月までポーラ美術館の彫刻「しあわせな犬」のまわりに干支飾りを兼ね「ねずみ」100匹制作し、配置したインスタレーション作品のタイトルです。
ねずみの最も美しい並べ方を考えたときに、学生時代に習った等差数列を思い出しました。ねずみは三角形を描きながら、1匹から2匹ずつ増えて10列目で100匹になっています。