とある女性と出会った話
完っっっっっ全に記憶から消えてたんですけど、Gmailの容量を増やすために過去のメールを整理していたらmixiで繋がってた人とやりとりしていたメールが出てきました。もう10年以上前で、お相手は女性の方でした。仮にKさんとします。
Kさんはニコニコ動画かピアプロか忘れましたが、とにかくどこかで私の曲を聴いてくれてとても気に入ってくれたらしいです。「niuお兄様♪」「一緒にコラボしたいです!」みたいなメッセージをくれていました。(若干愛の強めな感じですね…)mixiの日記にもいっぱいコメントをくれていたような気がします。
ある日、Kさんと会う約束をしました。大阪で一緒にカラオケに行くことになりました。発掘したメールは、この時の待ち合わせ場所の連絡でした。
カラオケで何を歌ったか、その後ご飯を食べに行ったかどうかもすっかり忘れました。本当にそれ以上は何もなかった。本当ですよ?
(と書けば書くほど嘘っぽく見える不思議)
その後、Kさんから日記にコメントが付くのも減り、DMでやりとりすることもなくなり、気がついたらKさんはmixiを退会してしまいました。現在はどこで何をしているのかもわかりません。
おわり。
特にオチもないです。
会ってみたら思ってたのと違ったんですかね?
一つだけ思い当たるところといえば、カラオケの中での会話で年齢を聞かれた時、答えたら若干向こうが驚いたような微妙な反応をしていたような気がします。
その時は深くツッコミませんでしたし、こちらからKさんの年齢も聞きませんでした。が、もしかしたらKさんの方が歳上で、お兄ちゃん呼びをしていたのが恥ずかしくなってしまった……とか?
知らんけど。
自分も音楽を聴いて、「このアーティストめっちゃ好き!!この方にお会いしたい!!!」って思うことはありますし、作者の方にめちゃくちゃ興味を持って調べたりコンタクトを取ったりして好意アピールしたりすることもありますけど、実際に会ってお話してみたら全然印象違ったみたいなことは、割とあることなのかもしれないな…と思いました。
そして、もし作者への好意が冷めてしまうと、作品への愛も一緒に冷めてしまうかもしれません。
作者に会わなければ作品のことをずっと好きでいられたかもしれないのに、作者に会ったことで作品のことが好きでなくなってしまう……というのは、ちょっと寂しいような気がします。
作品の好き嫌いとそれを作った人への好き嫌いは別
覚えておきましょう。
ちなみに、カバー画像はAI(Grok 2)に作ってもらったメガネ女子の写真です。Kさんとは全く関係ありません。
Kさんがこんな人だったらよかったなぁ