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Penthouse 福岡公演@United Lab



はじめに

2023年6月17日、福岡大名のUnited Labで行われたPenthouseのワンマンライブ福岡公演に行きました。これはその備忘を兼ねた感想です。

会場

場所は大名で、西鉄天神駅から西に徒歩で10分ほど行ったところにあります。3年ほど前に建った比較的新しいライブハウスです。ブルーノート福岡が閉店したのちしばらくしてできました。このライブハウスのHPによると「新時代型の複合施設」ということになっています。
会場は1階なのですが、会場前のロビーには外からは入ることができません。終演後に出る時だけ1階のガラス張りの扉から出ることができます。会場へつながる入り口は建物の左端にあって、そこからまず3階に上がります。上がるとこのようなちょっとしたドリンクバー付きの部屋があります。

ドリンクバー
物販コーナー

この部屋は、テーブルといすを並べてパーティーやちょっとしたライブもできるようです。上の写真でいうと階段を上がると右端の入り口に着きます。写真左、ドリンクバーの奥に公演会場への入り口があり、その隣ではグッズを売っていました。サンプルがまず置いてあり、受付のようなところに商品名を書いたシートがあって、受付の女性に欲しい商品を注文して出してもらいます。

チケットを切って扉の中に入ると、1階に下りる階段があります。そこから降りて会場の入り口を入ると、今日の公演会場です。

開演前


シンセ(moog)とグランドピアノ


MC

最初は大島さんと浪岡さんが主に話します。みなさん楽しんでますか?Penthouseです、というような話をしていたかと思います。
2・3曲歌ってから、福岡は初上陸ということで、でも初めてとは思えない・・というような話もしていたでしょうか。記憶があいまいです。
今日、はじめての福岡ライブということで、みなさん盛り上がってますか?福岡にやっときました。福岡会場は早くにチケットが売り切れたということで、これはお客さんかなり待っていたのではないかなと思っていましたが、(以下、真帆さん=ま、浪岡さん=な、角野さん=角、大原さん=お、平井さん=ひ、矢野さん=や)

ま:めちゃくちゃ盛り上がって、福岡初めてとは思えないんですけど。
な:何ニヤついてんですか平井さん、珍しいですよね、平井さんがライブ中にニヤついてるの。
ひ:いやそりゃあそうでしょう、初めての福岡といことで
ま:かてぃんはコンサートで福岡結構来てるの?常連?
角:どうですかね、7回くらい?わからないですけど
ま:私は福岡はじめてなんですけど、来てみたら、福岡の人は明るくて優しくて最高
な:こんなに盛り上がって、なんでもっと早く来なかったんだろう(ぼそっと)

(歌)

平井さん・矢野さん・大原さん退場
ステージは少し暗めの赤で、3人を照らしています。浪岡さんと真帆さんは、腰の高い椅子に腰かけています。

角:みなさん、楽しんでますか?ここで一旦休憩ということで、どうぞお座りください。
な:ここからはボーカルとピアノでお送りします。
ま:私もお供させていただきます。
 かてぃんはNYに住み始めたということで。まさかNYに住むとはね。
角:気づいたらNYに住み始めてましたね。
ま:どうなの?私たちもびっくりしたんだけど
角:とはいえ前からぼちぼち準備はしていたんですけど。
ま:どうNYは?楽しいこととかつらいこととかあったりする?どんな生活しているの?
角:NYは楽しいですよ。楽しいことというと、毎日いろんなことがあって楽しい。
ま:見てるとライブとかコンサートとかよく行ってるもんね。
角:昼間はピアノ練習して、ライブやセッション行ったりして。
ま:でもたまには日本に帰ってきて、こうしてライブしているんだけど、日本に帰ってくるよね?
角:もちろんですよ
ま:ペントハウスとライブしなくちゃだよね、これからもしようね。
私、アメリカっていうと小6の時1回行ったことがある
角:あるんですか
ま:1回だけね。でも小学生だったから怖かった思い出しかない。
角:小学生だとそうかもしれないですね。僕も怖かったことがあって、
NYに行って3日目くらいに、スマホ抜き取られそうになったんですよ。
ま:え?怖!
角:そう、普通にNYのタイムズスクエアて
ま:人通りあるじゃん
角:そうなんだけど、観光地みたいなところで、それもあるのかもしれないけど、歩きスマホしてたら、すっと(手が伸びてきて自分の手から)スマホを抜き取られそうになった。そこは握力で抗ってぐっとつかんで、取らせませんでした。
ま:さすが伊達にピアノ弾いてないよね、さすがだよね
角:そうですよ(得意げに胸を張る)。
ま:というわけで、そのNYにまつわる曲をお届けしたいと思います。ビリー・ジョエルで「New York State Of Mind」
(歌)
ま:どうでしたかみなさん。NYに住んでる気分になりましたか?住んじゃいたくなりますよね。
な:それは言い過ぎやろ。
ま:言い過ぎか。NYの気分を味わえましたか?では次の曲は、作曲者は諸説あって、ただOO(→忘れた)とレディーガガがカヴァーしていて。この曲、浪岡に歌いたいって言ったら、おお、いいね!って賛同してくれて
な:そう
ま:珍しいよね、浪岡が私が言った曲を(無条件で)良いねっていうの。
な:うん
ま:これレディーガガと歌っているのを聴いて、これ、浪岡と歌ったらいいんじゃない?と思った。
な:まほさんがこの曲を提案してきて、今回はそう、いいんじゃない?、と思った。
ま:ではいきます、The Lady Is A Tramp
(歌)
ま:では後半行きます
すっと照明が落ちて、かてぃんに真っ白なスポットライトが当たり、しっとりとしたピアノのイントロ。初めて聞くものでしたが、それが聴きなれた雨宿りにつながっていきました。

(歌)

な:ではここからは自己紹介タイムということで。
僕はヴォーカル、浪岡真太郎といいます。実は福岡に来るのは2回目で、前回はプロモーションで1度福岡に来ているんですけど。これ言おうかどうしようかすごく迷ったんですけど。
実は前回福岡に来た時、豚骨ラーメン食べたらまずくて、いや、とても楽しみにしていたんですよ。でも口に合わなくて、残念で。で、今日の打ち上げの会場がラインで回ってきたんですけど、そこが、前回食べた店の系列店だということがわかって。でもそこは、居酒屋兼ラーメン店みたいなところのようなので、飲んでラーメン以外のものを食べます。ということで、(何を食べたらいいかわからないので、)みなさん、福岡のおいしいものは何ですか?DMでもいいので、教えてください(*)。
ま:水炊き、もつ鍋とかじゃない?
お客:焼き鳥!
ま:ああ焼き鳥。
な:ほかにもあったら教えてください。
ま:次、指名してください
な:ドラム・平井
ひ:ドラムの平井です。僕出身は福井なんですけど、今日はちょっと特別な思いで来ました。というのも、考えてみると福岡って同じ"福”がつくじゃないですか、これは何かゆかりがあるんじゃないかと、
あ、この中に、札幌公演も来たよって方いらっしゃいますか?(何人か手が挙がる)
ひ:その方は、ひとまず札幌での話は忘れていただいて
な:札幌では●●(→忘れた)っていってましたからね
ひ:いやいや、それは。考えてみると福井って福岡とゆかりがあるんじゃないかと、つまりはですね、福岡公演は凱旋公演と呼んでも差し支えないのではないかと。
な:僕、浪岡って”岡”が付きますけど
ひ:それは違いますね
(真帆さんと浪岡さんが何か言いかける)
ひ:いやいや邪魔しないでください。それでですね、まだあるんですよ、今日はメンバーみんな衣装を白で統一しているんですけど、僕だけちょっと黒の柄が入っているんです。これはですね、福岡はソフトバンクの本拠地ということで、ソフトバンクのユニフォームが白に黒のデザインが入っているということで、今日はソフトバンクの力も借りてこの場に立たせてもらっているという・・
な:あれ?ソフトバンクって黄色じゃなかったっけ
ひ:だから邪魔しないでください、話の流れってものがあるから。その黄色ですけど、ほらここに、(と言って、そばにあったBalconyのタオルを広げて見せる)このベンチが黄色で、これで揃うんですよ。ということで福岡にゆかりがあるということで。みなさんいかがですか?
ええっと・・あまり共感が得られていないようで・・厳しいですかね・・
な:次、ベース大原
お:ベースの大原です。今日初めて福岡に来て。飛行機で来たんですけど、今日はとても天気が良かったから、日本列島がよく見えたんですよ。それで福岡の上空に来て、海岸が見えて、志賀島が見えて。これはあの、漢委奴国王の金印が出た志賀島じゃんって。57年ですよ。こんなところに金印が、の志賀島。みなさん、わかりますかこの話?
おお、うんうんってめっちゃ頷いてくれてる、嬉しいなあ。皆さん、こ(5)んな(7)ところに金印が、で覚えるんです。あの志賀島じゃんってめちゃ感動した。関東にもあるんですよ、大森貝塚が。
大原でした。
な:次、矢野
や:いえーい!!
(本当にネガティブなのかと思うほど明るく派手に叫んでいた)
や:僕は、金融関係の会社員しながらバンドやっているんですけど、みなさんに相談があって。こうやってツアーしていると、仕事を休んでツアーに行くことになるんですよ、すると職場にお土産を持っていかなければならなくて。それでみなさんに相談というか、(そんなに深刻ではないですよ)、教えてほしいことがあって、福岡の有名なお土産あったら教えてください。DMとかでもいいので。
ま:福岡の有名なお土産って、博多通りもんじゃない?ねえ?
や:それ和菓子?
ま:いや洋菓子、でも中に白あんが入ってて
な:ひよこみたいな?
ま:そう!ひよこみたいだけど、でも皮が薄いんですよね?
(とお客さんに問いかける。白あんじゃないから、ちょっと違うけど・・)
あれ、めちゃくちゃ美味しいですよね?
や:あ、もうこれで済んでしまったような感じに・・でもほかにもあるかもしれないから、みなさんぜひ、DMとかでもいいから教えてください。
な:次はピアノ、かてぃん
角:かてぃんです。あのさっきの平井さんの九州にゆかりがある話なんですけど、僕のほうがあるかなと。
というのも、僕の父は実は九州出身なんですよ。鹿児島出身で。この中に鹿児島の人いますか?
(何人か手が挙がる)
で、僕の名前の隼斗って、薩摩隼人からきているんです。鹿児島には中1の時行ったきりで、それから行ってないんですけど。というわけで、僕のほうが九州にゆかりがあると。
な:おお。
ひ:これは・・負けましたね。
角:それで九州の人ってお酒強いじゃないですか。けど僕の父は、お酒が一滴も飲めないんですよ。母はお酒強くて。その間に生まれた僕は、少しはお酒が飲めるという。
(→ここからの記憶があいまい)父がお酒が飲めたら僕ももう少し飲めたかも、飲めるようになりたい。
ま:最後にボーカルの大島真帆です。今日初めて福岡に来たんですけど、本当に初めてきたのかなっていうくらい、福岡の皆さん、明るくて優しくて最高です!私の職場は福岡にも支店があって、職場に福岡で働いていたりした方っているんですよ。それでその人たちから博多のお土産とかおいしいものとか聞いていたから、それで知っているんです。

それでは楽しんでいきましょう!

(歌)

(ここからのMC・アンコールの販促また後日書きます)

ま:今日福岡以外から来た人!、ペントハウスのライブ初めてという人!ペントハウスのライブ何度か来たよという人!結構いる、札幌も行ったよという人!
みなさんどこから来ているのかな、遠くから来たよという人!
お客:新潟!
おお、と歓声。
ま:私はもっと遠くから来た、新潟より遠くから来たという自信がある人!
お客:韓国!
ま:かてぃん、韓国語話せるの?
角:ああ、(韓国語で何か話し始める)
話し終わると、歓声と拍手

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アンコール前のグッズ紹介

ま:みなさん、ずっと拍手してくれてありがとうございます。
それではここからは、アンコール恒例のグッズ紹介のお時間ということで、グッズ担当の平井さんから
ひ:はい、グッズ担当の平井です。まずは・・Tシャツ。白と黒がありまして、メンバーが着ているのでサイズ感などわかるかと。ちなみに大原はLサイズも入らないということで、今日は別の白のそれらしいTシャツを着ています。ちなみに大原の弟分のるーかが着ているのがLサイズ、なんとかギリギリ入るということで、パツパツですが入ってます。こんな感じです。
(るーかさん後ろを向く)。建物のデザインが入っています。どうぞお買い求めください。
次は、こちら、キーホルダー。透明と青の2種類ございまして。
お客:かわいいー
ひ:おお、かわいいですか、そのような反応をもらえるとは思っていなかったので、かわいいですか。そうですか。ありがとうございます。
あの、それでキーホルダーということでいうと前回人気だった、メンバーをかたどったアクリルキーホルダー、あるメンバーの人気が高すぎて物議をかもしまして、あの苦情を申し立て・・たわけではないんですが、今回は、なしということで。交換募集というのが出て、
な:いいですよね
ひ:譲ル:ひらい・なみおか、求ム:かてぃん、はたくさんあるのに、
な:その逆はなかった。
ひ:そう。
アクリルキーホルダー、ぜひお買い求めください。

そして次はこちら、ソックス。これは大原も入るということで履いてます。
(大原さんが足を高く上げる)
で、今回のグッズは刺繍にこだわりがあって、みなさん、刺繍ですよ。このソックスにもほら、balconyの黄色いベンチが刺繍されているんです。いいでしょう・・?
ま:かわいいですよね
ひ:ぜひお買い求めください。

次は、こちらのボトル。建物のイラストが入っています。コンパクトでいいですよね。軽い
ま:(ボトルを手に持って上下に振る)軽い軽い
な:いやそれ振り回すんじゃないって
ひ:前回はトートバッグがあったのですが、グッズが入れられる、今回はバッグがないので、これにグッズ全部入れられるということで
(入らんやろ、という突っ込みはなかった)
次は帽子です。
これも大原がかぶっています。
こちらほら、これもさきほど話していた、刺繍ですよみなさん。刺繍。帽子の前にも刺繍、そして横にもありましたか・・?ほら、椅子の刺繍。前からだけでなく、横からも楽しめるという。これもぜひお買い求めください。な:お買い求めください、そればかりやな
ひ:いや・・お買い求めいただきたいんで・・
ま:最後にこのバスタオルですね、かわいいですよね。(広げて見せる)あれ、かてぃんは持ってるの?
角:持ってますよ(と、ピアノの横からとり出して広げて見せ、ピアノの譜面台の上に広げたまま載せる)。
ひ:これはおかげさまで好評ということで、もう少しで売り切れそうということです。ありがとうございます。
それで・・グッズ紹介、長すぎましたかね・・
ま:みなさんお待たせしました、ここからはアンコールということで。
な:今回はおかのやさんとるーかさんも一緒に回ってもらって、そう、るーかさん新曲出すんですよ。ちょっと歌ってみて
るーか:え、いいんですか?
(歌)
な:ありがとうございます、みなさん聴いてあげてください
では次はお待ちかねのアンコール、撮影OKということで
新曲を歌います。
撮影OKなんですが、みなさんにお願いがあって、SNSにUPするのはちょっと待っていただきたいのです。UPするタイミングになりましたらまたお知らせしますんで、よろしくお願いします。ちなみに、時間など制限はありませんのでお好きなだけ撮って、上げるタイミングになったらあげていただければと。
(歌)

演奏と感想など


さんざんラジオやYouTube動画、テレビ、インストアイベント、と見て聴いてきたせいか、すっかりおなじみな気分になっていて、遠い存在という気もしなければ、初めてあった気もしません。このような言い方は語弊があるかもしれませんが、大学のサークルの先輩が遊びに来てくれた?感覚です。

しかし演奏はやはり生の迫力がありました。ピアノとヴォーカルはもちろんですが、スピーカーから爆音で流れるギター・ベース・ドラムの腹の底を揺るがすような響きは、生でしか味わえない凄みがありました。これぞ生演奏のすばらしさ、と思いました。
ライティングも凝っていて、ソロの時はその人にスポットライトが当たる。ドラムソロやギターソロの時も矢野さんや平井さんにスポットライトが当たってよかった。さらに、流星群で「女神に会えますように」、…恋に落ちたらの「NANANA」の時は、客席にライトが当たったり、客席の照明が明るくなったりして、お客に歌うように促すライティングでした。

26:10のピアノソロ、シンセとピアノの同時弾きもとても格好良かった。雨宿りの最初、角野さんにだけ白いスポットライトが当たって、しっとりと美しいピアノソロが始まりました。はじめて聴くイントロで、初め何の曲かわからなかったのですが、少しして聞きなれた雨宿りのイントロが。本当に感動的でした、また聴きたい。

おわりに



本当に楽しく、素晴らしいライブでした。
次はさらにパワーアップして、また全国ツアーしてください。楽しみにしています。

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*:ライブ当日の夜に、リベンジのつもりで打ち上げで食べた豚骨ラーメンはとてもおいしかったと、浪岡さんのインスタストーリーに記載がありました(2023.6.17)。

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