運動靴を買う冒険3(鬼哭編)
前回、「店で買った運動靴がネットでは安く売られていた、なんでだ???」という疑問を書いた。
衝動買いだったので何も調べずに買ったのだが、ネットで調べたところによると、買った運動靴は、
・スニーカーに興味のない人向けに売られている
・スニーカーマニアはこの運動靴のことをあまりよく思っていない。マニアからすると割高な価格設定
ということらしい。
まあ、何万円もボッたくられたわけではないし、フルマラソンを走るとか、登山をするというわけでもないので、おそらく日常生活では何ら支障がない運動靴ではあるだろう。
しかし、
「自分が(運動靴に関して)知識のない中高年層としてターゲッティングされている」
という不快さは、ちょっと残った。
「ファッションなんか気にしない」という人は案外多い。こういう人は、
「自分は高度消費社会にまんまと乗せられないぜ」
というプライドがあると思うのだが、そういう人も、
「ファッションなんか気にしないタイプの人」
として、消費社会からターゲッティングされている。
私もその一人だ。
それを再認識してしまった。
おしまい