今日も何の反響もなし!!
昨日、「アイドルに双子の姉妹がいると心がチクッとする」という、かなり芯を食ったことを書いたつもりだったが、ほとんど反応はなかった(笑)。
たいして反応もないのに今回はその追記である。
そもそも「おんなじ顔をしていると仮定して、姉妹でアイドルになる子とならない子がいる」のは、一般的に流布される「双子神話」を地味にくつがえすできごとであると思うのだ。
子供の頃、あやしげな超常現象本に載っていた「別々のところで育った双子の職業、夫の名前、子供が何人いるか、その他あらゆる点が同じだった!!」みたいな話。
あれはどうやら、まゆつばであるらしい。
そうした心理学上の「神話」について真相が書かれているのが、書籍「オオカミ少女はいなかった スキャンダラスな心理学」である。
めちゃくちゃに面白いので、激オススメの本です。
さて、話を戻すのだが、「美少女に双子の姉妹がいる、と聞いたら失礼な話、ちょっとときめいてしまう」ということはアイドル好きにはあると思うのだ。美少年に興味がないので美少年のことは知らないが。
で、アイドルに一般人の双子や美人姉妹がいることが判明するのは、まあある程度、アイドル当人がその一般人の双子や姉妹と仲がいい場合だろう。
なお、兄弟、姉妹、親子の仲の良さをアピールするアイドルは非常に多い。
この間、某アイドルが、高校時代に同じ学校に行っていた弟のギターで、学園祭において歌を歌った映像が流れ、驚いたこともある。
いや驚くことではないのかな。
まあ、私がきょうだいづきあいに関して淡白すぎるのかもしれませんけどね。
しかし思春期の女子なんて、父親とかおにいちゃんとか、うざいに決まってると思ってたんだけどなー。
多くのアイドルヲタには「妹が欲しい」という願望があるらしい(私にはない。お姉さんも幼なじみも別に欲しくない)。
ちなみに70~80年代アイドルで、「妹っぽさ」を求められていた子はそれほど多くない。
「西城秀樹の妹コンテスト」がアイドルになったきっかけという河合奈保子や(石川秀美もこのコンテストの出身者だが、「妹キャラという感じはあまりなかった)、それかドンピシャで当時のロリコン層をあおった「伊藤つかさ」くらいではないだろうか。
あ、あと岩井小百合も「横浜銀蠅一家の妹分」という設定だったな。
まあいずれにしろ「○○の妹分」ということと「妹キャラ」というのはまた違う。
そういう意味では80年代に目立った活動をしたアイドルで真に「妹系」と呼べるのは、1981年にレコードデビューした「伊藤つかさ」のみだろう。
さらなる余談になるが、80年代にはタモリが「伊藤つかさが好き」と公言している。これは同時代のロリコンブームとそのまま合致する出来事で、なおかつ当時のタモリは「つかさちゃんという子が出てくるマンガがある」と言っていた。これは内山亜紀の「あんどろトリオ」のことであろう。
タモリの先見の明には脱帽するばかりだ。
さらにタモリは、80年代当時、ツッパリ、クール、で売っていた中森明菜に関し「明菜ちゃんも『つかさちゃん顔』だよね」とも言っていた。
確かに、中森明菜は髪型やファッションとは裏腹に、かなりの童顔である。
しかしそのことに気づいていた人は当時、何人もいなかっただろう。
話しがだいぶそれてしまったが、これこそが私の真骨頂と自認している。
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はげみになるから。