ホヘガギゲガゴゲエゴエゲガ
西暦43570年。
地球の人口は増加しすぎ、地球は人類には狭くなりすぎた。
そこで、超巨大宇宙船「ポピエパポイポ25号」が、新たな故郷となる惑星を探すために、旅立つ、
予定だった。
しかし、船長である五郎丸林六郎太が、失踪。
理由は、
「ペンギンの実在を証明するため、福岡に行く」
というものだった(後に彼の手記が発見されることで発覚)。
ペンギンは福岡にいないのは、明らかだったのだが……。
このため、計画は中止。
超巨大宇宙船「ポピエパポイポ25号」建造のための費用、5000000000000000億円はドブに捨てることとなった。
スタッフはふてくされながら現地解散。
カラオケボックスに行く者と雀荘に行く者、直帰する者に分かれた。
現在、「直帰した者たち」の銅像が、新橋に立っている。
西暦43570年に起こったことの銅像が、なぜ2024年の新橋に立っているのか?
そのことを知るのは、「豹っぽいネコ」ただ一匹だけであった。
おしゅまい、おシュウマイ。