見出し画像

劇爆ノスタルジック・ミュージック

気絶するほど懐かしい音楽。

ミュージシャンの名前も知らないし、曲も聞いたことがないのだが、とにかく「感じ」が劇爆に懐かしいのを「発見」した。

アール・クルー「Finger Paintings」(1977年)からの曲らしい(よく知らん)。

同じく1978年頃。

以下のヤツはたぶん1984年。

まさしく「70年代後半から80年代半ば頃に、ラジオのBGMとかでよくかかっていたっぽい曲」だ。
土曜日とか日曜日の昼に、人畜無害なディスクジョッキーが「こんにちは! すっかり秋らしくなってきましたね……」とか言いつつ、そのしゃべりの背景にはこういう曲がかかっていた。

それか、テレビで「行政主導の人畜無害なイベント」を紹介するようなときにもこんな感じの曲がかかっていた。
年代を調べたら70年代後半から80年代、まさしく自分が思い描いていた年と一致する。
(このミュージシャンや曲が「人畜無害」という評価だったのかは知らないが、少なくとも過激だったりマイナスの意味で情動を揺さぶられるような曲ではないのはおわかりいただけると思う。)

自分は70年代中盤から80年代にかけての「人畜無害なもの」がけっこう好きだったのだ。
教育テレビとか、小学館の学習誌のようなそらぞらしさが嫌いじゃなかった。
必ず小学生か中学生の少年少女が主人公だったSFジュブナイルとか。

時代背景としては70年代にしろ80年代にしろ、過激なものが流行っていたが、一方でそれをどこ吹く風みたいな、「親や教師が子供に求める品行方正、人畜無害感」的なものが存在しており、そういうのが妙に心を落ち着かせてくれました。

今、某牛丼チェーン店でそんな感じのそらぞらしい「ラジオ」をやっているけど、せめてBGMにこんな感じの曲を流せばいいのに。

おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?