職場の飲み会
最近、タレントの「行き過ぎた飲み会」が、当人の仕事そのものを失うことになっている。まあよくわかんないですが、それだけのことをしたんでしょうね。
私も、職場の飲み会がものすごくイヤだった。もう30年くらい前の話になってしまうんだけど。
30年ですよ……。
1975年の時点で30年前の1945年って終戦の年だからね。
なんで1975年を起点にするのか、って話ですけど。
んで、これが部署の飲み会とか、あと忘年会とかもキツかったんだけど、いちばんキツかったのが、ひんぱんに取引しているところに「接待される立場」でいるときだったね。
「接待される側」って言ったって、本当に接待されているのは上司で、接待する側の会社の人に、若い衆はめちゃくちゃバカにされてたから。
入社三、四年だとそういう扱いだったね。
謎なのは「これは接待する側が飲みたいだけなんじゃないか?」という会も多かったこと。
前に書いたか忘れちゃったけど、取引き先の会社の部長が接待に出てくると、必ず終電逃すまで飲んで健康ランドに泊まらないといけない、という流れがあって、でもこっち側の上司とかもみんな帰っちゃうから。
なぜか「接待する側」の部長が健康ランドに泊まりたい、というのに、「接待される側」のこっちの若い衆(私も含む)が付き合わないといけなかった。
意味がぜんぜんわからない。
それで、そのことに関して「しょうがない、愛すべき人だなぁ」とか、こっちはぜんぜん思ってないわけ。
まあ、その会社、たぶん会社ごと潰れちゃってると思う。
検索しても出て来ないから。
っていうか、30年も前だから「取引先の会社の部長」も、当時、55歳だったら今、85歳だからね。
もう何もかも終わり。
「まだまだ現役!!」とか思っている人も、とにかく感覚が違うからでしゃばったらでしゃばるだけ、今のルールではアウトになるから。
後は、家にとじこもって都こんぶでもチューチューなめながら、「暴れん坊将軍」でも観ているしかない。
おしまい