寒い、もうダメだ、医者に行くのがつらい、苦しい、もうダメだ
どんどん手持ちの薬がなくなっているが、まず医者に予約の電話ができない。
面倒くさすぎて。
これを読んでてお医者さんの人には申し訳ないが、自分は身内に医者がおり、しかもなんか性格が合わなかったし、家族内での精神的なこじれみたいなものがあって、トシを取ってから、そういうのを無意識に医者に投影してしまうようになった。
たとえば、医者で少々変人でも「まあ仕方ないか」って思わないですか?
「秀才だからヒトと違うことを考えているんだろう」とか思って。
でも医者だったら何を言っても許されるのか? 猪木なら何をやっても許されるのか? っていう話ですよ。
「変わったやつ」と幼少期から言われていた自分は、医者や学者、職人など「変人のままでいいと思われる職業」につきたいと思って努力したけど、ダメでしたね。
ダメ。
大挫折。
逆にサラリーマンだと、今はどうか知らないですが「サラリーマン的なふるまい」を過剰に要求されたんですよね。
私がサラリーマン生活を過ごしたのは90年代前半頃の数年間ですけど、そこの会社は「普通の会社よりよほど自由」と言われていて、実際そのとおりだったものの、それでもすごい同調圧力を感じましたからね。
話をお医者さんに戻しますと、みんな努力して国家試験にも受かって、たいしたもんだとは思いますが、たいしたもんだというだけでは他人が許すことはないと言うことです。
あまり話題にならなかったけど、現役の医者芸人「しゅんしゅんクリニックP」が、
「40過ぎて独身の医者は性癖異常~」
とあるあるみたいに歌っていたので、少しスッとしてしまいました(もちろん私は「すべての40過ぎて独身の医者は性癖異常」とは思っていないことはわかっていただけると思います。「誇張」というヤツです)。
いまだ出口の見えぬコロナ禍で、日々お医者さんは戦っています。
それを私みたいにひがみ根性で、毒づいたりしないようにお願いいたします。
おしまい