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ゴガゲギゲガ2024~夏~

中野ブロードウェイの何階かに、むかしゲーセンがあった(今もあるのかどうか知らない。なお、あるかどうか知りたくないのでその有無についてはコメントしないでください)。
そこには、なぜかメイドさんの格好をした女性店員がいた。けっこうかわいい子だったと記憶している。

で、それに対して、ネット上でどこかのゲームオタクの人が、

「メイドさん店員はいらないから、両替替えがスムーズにできるとか、そういうゲーマーが喜ぶサービスをしてほしい」

と語っていた。
それを読んで私は、「なんだよ! かわいいメイドコスプレ店員が、いないよりはいた方がいいだろ!!」と激烈に思った。

そのゲーセンで遊んだこともないくせに、ねっ!!

だいたい、秋葉原が「萌えの街」に変化しつつある頃(もうはるか昔のことになってしまったが)、
「そもそも秋葉原とは電気工作とかオーディオのマニアが行く街であって、萌えとかそういうのはいらん!!」
と言っている人もいたが、別にいいだろ、街中に萌えアニメやゲームの美少女看板が溢れかえっても。

マニアックな専門誌が、少しでも間口を広めようとして、表紙のモデルにグラビアアイドルを起用したときも、叩いている人がいた。

こうした一種、趣味の世界の、ジャンルに対するストイックな態度は、昔から、どこの世界にもあるのだが、あまりにも偏狭で悲しくなる。

悲しすぎて、すた丼大盛りにとん汁をつけて激食いした後、手足をじたばたさせてそのまま夕暮れの中に消えて行った。

何が?

知らんよ!!!!!

おしまい

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