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最近(2024年近辺)で考えてたこと
最近考えてたこと。
「ああ、『面白いこと、笑えること』って芸人の専売特許じゃないんだな」
ってこと。
このことは、実は前から思っていて、
「『面白いこと、笑えること』って、作品としては漫才やコント、バラエティ番組以外にも、コメディ映画、演劇、落語、コミックソング、小説、ギャグマンガ、いろんなことがたくさんあるよ」
というのは、内輪ではさんざん言っていたんだけど。
もうそろそろ「お笑いはお笑い芸人が担うもの。それが時代の中心地」という感じじゃなくなってきているんじゃないかと。
(「最初からそんなこと思ってない」って思っている人もいると思いますが、私はそういう認識でした。)
そういう牙城が崩れてきたのは、まずユーチューブの台頭があって、それ以外のSNSのインフルエンサーというものが出て来て。いやネットを利用したインフルエンサーがユーチューバーの前に出てきたのか前か後か、忘れちゃったけど。
中田が「松本人志中心のお笑い」に異議を唱えたのが2023年6月。
粗品が宮迫を明確にディスり始めたのが、昨年、2024年の前半頃。
どっちもお笑い的にどうとらえられているのか知りませんが、私としてはそれなりなポイントだと思ってるんで。
中田のは明確に「もはや吉本の価値観、お笑い芸人の価値観には従いません」という宣言にも取れたし、
粗品も同じだろう(ただし、粗品は中田よりは「テレビのお笑い」に命綱を何本か結んでる印象はある。この辺、よく言えば知恵者、悪く言えば「ズルい」)
それ以前から、明確にテレビから活動拠点を別軸にシフトした芸人はいましたけど、そういうことがまず「芸人が笑いのすべてを担う」という感じではなくなってきたことの一因かなと。
なんか一時期、
「面白げな俳優」
とかがまったく出て来ない時期があったと思ってて。
っていうか、「バラエティに出ているときの筧利夫」を芸人が明確に「スベってる認定」している雰囲気だったり、佐藤二朗に対抗意識燃やしてたり……と思って、ちょっと佐藤二朗のX(ツイッター)アカウント観たけど、ポスト(ツイート)に関しては、彼はつまらないですね(笑)。
この文章、「佐藤二朗のツイッターはつまらない」で締めることにします。
どうせだれも読んでねぇし!
しかし、松本の騒動以前から「脱・松本的価値観」がお笑い界では始まっていたのではないか、ということは言っておきたい。
あと、バラエティの筧利夫も微妙ですね、やっぱり。
バラエティ番組だと、山田裕貴とか面白いと思うんだよなー。
おしまい