HDDレコーダーの空き容量は性格を反映する(途中から話題が脱線します)
年末年始に、テレビで長時間の特番が続くので、HDDレコーダーの空き容量を確保したい。
そのために、急いで前から録画しっぱなしの番組を観たり、あるいはまるごと消去してしまったりしている。
我ながら、1クールとか2クール、毎週録画し続けた番組を一気に消してしまうのはバカじゃないかと思うが、しょうがない。
現在、困っているのは「THE W」をまだ観ていないまま、まるごと残っていること。
お笑い好きには「痛い」と思われるかもしれないが、Aマッソが最初のブロックで敗退したらしいと聞いて、観る気がなくなってしまったのだ。
天才ピアニストに含むところはございません。
あと、すでにDVDで持っている作品でもテレビでやった場合、録画することがある。
DVDボックスを引っ張り出してくるのが面倒になり、「録画したときに観よう」と思って録画するのだ。
しかし、その録画さえも溜まっていく。
やはり「観ておかないと」と義務だと思って「まだ観てない」番組が溜まっていくようだ。
「そんな義務で観るような番組、消してしまえばいい」と思う人もいるかもしれないが、一定のテーマにそって観るからこそ、テレビ番組にしろアニメにしろ映画にしろ、そこに作品本来の面白さ以外の面白さが加わるのだ。
これは個人的見解だが、ただ漫然と「面白いか、つまらないかで、面白そうだと思ったら観る」ということを繰り返していると、結局は何も観なくなるし、観ても教養として残らない。
しかし本当に、好きな人は怒らないでほしいが、脚本が伊上勝だと「観よう」という気が半減してしまう。
いや初期「仮面ライダー」の評価だとか、「録画して繰り返し見ることのなかった時代のテレビドラマの立役者」だとか、そういうことは心得ているつもりなのだ。評伝も読んだ。
が、やはりなー。
私は辻真先先生の脚本が、子供の頃、そうとは知らずに好きだったんですよ。「デビルマン」とか。
60~70年代のアニメや特撮を観ていると、「こういう技を使ったから相手を倒せた」という理屈と、その理屈が他のエピソードに悪い意味で反映しない」(あのときこの技を使って勝てたのに、なぜ今回使わないのか、みたいな矛盾)ことを頭に置いて脚本を書いていた最大の人物は、辻真先先生だと思いますよ。
後は、手塚治虫が原作の場合ですね。
手塚治虫もプロットにはいちおう理屈があったから。
あと、白土三平。
まあ、子供番組であんまり屁理屈こねるのはよくない、っていう意見もわかりますけどね。最近、アニメの再放送の「マジンガーZ」で、「機械獣の磁力でマジンガーを無力化する」ってやってて、結局磁力が妨害されて機械獣が負けたんですが、けっこうギリギリでマジンガーが勝ったんで、もっと強力な磁石を機械獣がまた持ってくればいいじゃねえかと思いましたが、そういうことは言うだけ野暮でしょう。
あと弓さやかって高校行ってないんだね。めちゃくちゃ驚いた。
弓博士かその他の博士が英才教育でもしてるのか?
よくわからん。
おしまい
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