うぎゃっぺmomotaroうぎゃっぺ~~~~202420242024
むかしむかし、あるところに、
オビョービンとF320385がいた。
この二人はもともとひとつだったが、一個の角砂糖をめぐって分離した。
二人は同棲していた。いやらしい意味で。
ある日、オビョービンが山へ芝刈りに、F320385は、川の前で、座薬をラムネのようにボリボリかじっていた。
すると、川の上流から、
ゲッターズ飯田が流れてきた。
ゲッターズ飯田は、自分が川に流されることはあらかじめ、占いで予想していたが、「運命に逆らわない」ことを肝に銘じていたので、なすがままに流されていた。
F320385は流れてくるゲッターズ飯田を拾った。
オビョービンとF320385の家に連れていかれたゲッターズ飯田は、すぐに顔がムクムクと変化して、桃太郎になった。
オビョービンとF320385に対して、桃太郎は、
「何の目的もないですが、鬼ヶ島に行きます」
と言った。
彼のお供は、
・金属ゴリラ
・まんぷくおやじ
・子役だったことだけをプライドの源としている痛い女
の三人だった。
金属ゴリラとまんぷくおやじは、元子役の女と付き合いたいと思って大ゲンカしたが、
桃太郎が「ビックリマンシール大図鑑」の写真(大図鑑そのものではない)をあげて、仲直りさせた。
桃太郎、金属ゴリラ、まんぷくおやじ、元子役の女の四人は、
「あばれる君」が無人島脱出のときにつくったイカダに乗って鬼ヶ島に出発。
しかし、「鬼ヶ島」はオリバー・クロムウェル(17世紀のイングランドの政治家)の心の中にしか存在していなかった。
桃太郎は、
「鬼ヶ島に行けなかったとしても、面白い旅だったじゃねぇか」
と言って、故郷に帰った。
他の三人はスコップひとつ抱えて、砂金を掘るために東十条へと向かったのであった。
おしまい