【新田の本屋(ホンネ)#1】冒険
新田高校サッカー部主将を務めます、新3年 森 誠也です。
今シーズンの目標
「全国大会 初戦突破」
「総体、選手権 2冠」
「プリンスリーグ5位以内、E2リーグ1位」
1.今年のチームテーマ
〜サッカーを楽しみながら真剣に〜
これをチームテーマに今シーズンは頑張りたいと思っています。
私は、目標を達成するためにはどんな状況でも「楽しむ」ことが大切だと思います。これは、当たり前のようで忘れがちなことです。しかし、楽しむことだけを意識して真剣にせず怠る選手がでてくるかもしれません。そんな時に釘を刺すのが私達の役割です。「楽しみながら、真剣に?」矛盾しているように聞こえるかもしれませんが楽しいと感じることをしながらも本気でプレーはできます。私達は、「楽しみながら真剣に」を突き詰めていく!
2.新田高校を選んだ理由とキャプテンになった経緯
中学生の頃、高校どこに行くのか迷っている時に檜谷君(元FCリヴェントキャプテン)が新田に行くと聞いて、この人についていけば愛媛県トップレベルの選手とプレ一ができ、全国大会に行けるのではないかと思い新田を選びました。そこで同じチームに所属していた選手にも声をかけ「新田に行こうよ。」と誘いました。
その経緯を知っていた、清水監督に「このチームを集めたのは森やからこのチームのキャプテンはお前やな。」と言われ、年が明けて数回目の練習で栗林コーチから「今年のC(キャプテン)はお前だ」と指名されました。私も、含め周りに「キャプテンをしたい。」と言っている人もいたし、私よりも周りが見える選手がいて本当に誰がなるのかわかりませんでしたが、どうしてもキャプテンになりたかった理由が2つありました。1つ目は、1年2年とAチームでプレーさせてもらい、去年は未熟ながらも試合にださせてもらって1年間通して田中藍人君(元キャプテン)からたくさんのことを学び、大きな先輩の背中を見て憧れを抱いていたからです。
2つ目は、冬の選手権で愛媛県総体優勝校として注目されていた初戦で済美高校に0対3で負け、これまでのサッカー人生で一番悔しい瞬間を味わい、「もう後悔はしたくない」と思ったからです。私は当時、練習でチーム、個人の少しの甘さや細かい部分に気づいても流していました。その甘さが選手権の初戦ででてしまい悔しい思いをしました。試合のホイッスル。相手の喜ぶ声。チームメイトの泣き崩れる姿。私はそこでは泣けませんでした。今でもあの時のことを思い出せるほど鮮明に覚えています。「あの時、練習で小さなことを見逃さなかったら...」と後悔が大きく現実を理解できませんでした。「もう2度と同じ後悔はしたくない。」と思いました。私は、チームの変化に気づく力が優れていると思っています。キャプテンに指名されたからには、これまでの経験と悔しさを力にし、チームを良い方向に変化させていきたいと思います。
3.チェンジはチャンス
栗林コーチはよくこの言葉を使います。私はこの言葉があるからこそ前向きにプレーができています。人によって言葉の解釈の仕方は変わりますが、私は「何かにチャレンジするというのは、大きな変化を呼ぶ。」と解釈しました。
チャレンジするには大きな勇気がいります。それと同時に自分自身を変化させることもできます。逆に言えば自分自身を変化させるには、チャレンジしなければなりません。変化を恐れて安全なプレーばかりしていたら、チャンスは訪れないのです。
私は、これから何か分岐点に直面した時には、この言葉を思い出し敢えて難しい選択をチャレンジしたいと思っています。今年の選手は自由な選手が多く、チャレンジの恐れを知らない選手が多いです。一緒にプレーをしていても周りから観戦していてもワクワクします。これをチャンスだと捉えています。まだまだチームとしてまとまっていませんが「今年の新田は何か一味ちがうぞ。」と言うところを見てもらいたいです。