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【新田の本屋(ホンネ)#8】卒業生からのメッセージ

みなさん、こんにちは!
前キャプテンの田中藍人です。今回は、卒業生としてブログを書くことになりました。新田高校サッカー部での思い出や、新田高校の良さについて紹介していきます。ぜひ最後まで見てください!


1.思い出

 新田高校を卒業した今でも忘れられない印象に残った試合を紹介します。
 それは、2019年の県総体の準決勝松山北戦です。3日間の連戦で体力的に厳しい状況の中、延長戦でも決着が着かず、PK戦に突入しました。高校入学して初めての大会だったこともあって、すごくプレッシャーを感じていて、心身共に限界に近い状態でのPK戦でした。そんな中、迎えた2人目のキッカー。ボールをセットしたキッカーと目が合い、僕はなんとなく左に来ると思いました。しかし、助走が始まるとその勘は確信に変わりました。
「この助走、この目線、この踏み込みは左に飛んでくるに違いない。」
そう予測して思い切って左へ飛ぶと、飛んだ方向へボールが来たので、後はそれを外に弾くだけでした。立ち上がると同時に聞こえてきた大きな歓声と味方の喜ぶ姿は3年経った今でも忘れられません。ホイッスルが鳴って、試合終了が知らされると、ピッチ外で応援していた部員達がピッチに入り込んで来ました。そこでみんなとこの勝利を祝ったことが心に残っています。それから、当時3年生だった選手達が泣いて喜んでくれたのもすごく心に残っています。



2.新田の良さ

 まずは、県内のレベルの高い選手が集まって、毎日そこで競い合えることが良いところ。練習の質や雰囲気も良く、上手くなれる環境があります。
 そして、新田には素晴らしい指導者がいます!100人超の部員をまとめる監督の清水先生、コーチの栗林先生、濱田先生、外部から来てくださっている平家コーチ、田中GKコーチ、おおにし鍼灸接骨院院長の大西さん、といった手厚い指導のもと、部活に取り組めます!
 それから、校舎のすぐ側に隣接されているサッカー部専用のグラウンドがあったり、校内にはトレーニングジムがあったり、グラウンドの近くに寮が設備されていたりして、サッカーに打ち込める環境が整っています!県内外問わず、サッカーを本気でやりたいと思っている選手は、ぜひ新田高校へ来てください!

3.後輩へのメッセージ 

「僕が新田を全国大会に3回連れていきます。」
これは僕が高校入学前に先生達に言った言葉です。大きな口を叩くと生意気だと言われる世の中ですが、僕はいつだって叶うと信じて口にしてきました。もちろん、入学したての僕には最初から出場機会があった訳ではありませんでした。試合に出られないことで苛立ったり、挫けそうになったりしました。それでも、「あいつ、やっぱ口だけだな。」
と思われたくなくて、必死になって練習しました。練習では、肘や膝にたくさん擦り傷を作りました。毎日服をどろどろに汚しました。そうするうちに少しずつ試合に絡めるようになり、日々重ねていた努力が実り、トロフィーを掲げることができました。そこでこのブログを読んでくださったみなさんに伝えたいことは、叶えたいことは口にするということです。口にすることで、なんだかできそうに思えてくるし、発言したことに責任を持とうとします。責任を持つことが努力に繋がり、努力は必ず成功に導いてくれます。新田サッカーに関わるみなさんには、全国大会で勝ち進むという大きな目標があるはずなので、目標を叶えるために努力を、そして努力を始めるために夢を口にしてください!

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