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10万文字を書き切ったことによる変化
小説を書いているとやたら10万文字という言葉を目にしますよね。
一説によると、書籍一冊分が約10万文字だそうです
なので、10万文字書けば自作への変化が現れるのではないかと思い、実際に書いてみました。
①作品のキャラクターを実際の人物として捉えることができるようになった。
これが一番驚いたことですが、架空の人物のはずなのに、友達みたいな感覚で接することができるようになったんですよね。
ちょっとキモい発言ですが、異性であれば恋人みたいに思えますよ。
空想上の人物ではなく、隣にいる人みたいに捉えられるようになりました。次にそのキャラが何をするのかもわかるようになります。
②物語の方向性がわかるようになる。
皆さんんは物語を作る時、どうやって作っていますか?
おそらく、書きたいシーンがあるからその物語を書き始めた人が多いと思います。
中には結末を考えて逆算して書く人もいると思います。僕もそのひとりです。
ですが、途中の展開を決めている人は少ないと思います。
10万文字書くと、その物語の方向性がわかるようになっていくんです。
なので、スラスラと展開を考えることも難しくなくなっていきます。
③適切な表現がわかるようになる。
文章を書いている最中に『あれ?この表現おかしいな?』と思えるようになります。
そして、文章のリズムというものがわかるようになるので、自然とその場面に適した表現を使えるようになります。
④文章力が上がる。
これは当たり前のことなんですが、文章力も上がります。
前述で説明した適切な表現と似ているんですが、文章の違和感もわかるようになるので、自分の文章に自信を持つこともできます。
⑤自分の力量がわかる
最後は自分の力量です。
『ここまでなら書けるな』とか、『これは自分には無理だな』」とかわかるようになります。
なので、どれくらいの物語なら完結させられるかわかるようにもなります。
作品への向き合い方も変わるので、エタる確率も格段に減らすことができます。
10万文字を書くことは作家としてやっていくひとつの壁だと思っています。
ここまで来るのはとても大変ですが、それでもやり切った後はものすごい達成感を得られます!
ぜひ、これから小説を書いてみたいと思っている人は、『ファンがつかない』とか『評価がもらえない』など嘆かず、10万文字を目指してみてください!
正しく努力していれば、必ずファンはつきます!
私にもついたので大丈夫です!
次回は長編小説を完結させたときの心情の変化について書いていきます!
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