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長編小説を完結させた後の心境の変化
こんにちは、新田光と申します!
前回は10万文字を書き切った後に見える世界が変わるという話をしました。まだ見ていない方はぜひ!
今回は長編小説を完結させた時の心境の変化について話していこうと思います。これから小説を書こうと思っている方にはとても参考になる話だと思います。ぜひ、最後までお読みいただければと思います!
まず、長編小説を書き上げるのはとても大変だということを覚えておいてほしいです。
なぜなら、始まりから終わりまでのプロットをひとりで組み立て、それを言語化して『何も知らない方』へ伝えないといけないからです。
それが途方もない旅路の始まりだというのは想像しやすいのではないでしょうか?
長編小説を書き切った後に起きた心境の変化
①爽快感
『やり切ったー』『終わったぞー』と声に出して叫びたくなるほどの爽快感がありました。
私の場合は最後の1文字を深夜に書き切ったので、声に出せませんでしたが、それくらい爽快感があります。
②自信がつく
自分に自信がつきました。特に文章力や構成については誰よりも自信がつき、文章を書くのが怖くなくなりました。
後は、自分ならできるかもしれないと思えるようにもなりました。
③ドラマやアニメなど、展開などがわかるようになる。
ドラマとかを見ていても『あー、こうなるんでしょうね』『多分、こう展開していくんだな』など、先の展開がなんとなく予想できるようになりました。
私は母親とドラマを見ている時に『多分こうなるよ!』など言うと、50%くらいの確率で当たります。(作者が違うので百発百中は無理ですが……)なので、母親から『一緒にドラマを見てほしい』と言われます。私は小説書きたいので拒否してますが。
自分にかなり自信がつきますし、やって良かったと思います。次の新作も書きやすいですし……
ここで少しだけ現実的なことを言います。
長編小説を完結させるのは本当に小説を書くのが好きな方でないと無理だと私は思っております。
理由は簡単。長編を完結させるとなると、自分が書きたくないシーンまで書かないといけないからです。
おそらく小説を書き始めた方は、自分が好きなシーンを書きたいからと言う方が多いと思います(人によっては承認欲求かもしれませんが)
僕も書きたいシーンがあり、書き始めたのでこの気持ちはわかります。
しかし、書きたくないシーンを書くというのはほとんどの人がやりたくなくなると思います。日常生活をしていて学校や仕事を嫌になるのと同じ気持ちですから。しかも、小説を書くのは孤独です。最悪の場合は誰にも認知されず、評価も得ることのない状況で書き切らなければならないです。
これは相当書くのが好きでなければ、無理だと思います。
しかし、書き終えた後はとても爽快感があります。もし、長編小説を書き終えたのであれば、おそらくその方は小説を書く才能があります。続けてください。いつか日の目を見る日が来ると思います。
ここで私が長編小説を書き終えた時のお話をします。
私が長編小説を初めて書き切ったのは2022年の頃です。
約12万文字で完結しました。最初から最後まで構想は捻り出し、なんとか書き切ることができました。
私は幸いなことに読んでくださる方がいたため、書き切ることができました。
とても嬉しかったですし、何物にも変え難い達成感がありました。
幸せの境地に到着したのではないかと錯覚するほどです。
今回は長編小説を書き終えた心境の変化について書いていきました。ここまでお読みいただきありがとうございます!
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最後に私の書き終えた小説を貼っておきます。ぜひ、お読みいただければと思います。
※あくまで個人の意見です。個人差がありますので、ご理解の上ご閲覧いただければと思います。