年末のご挨拶【NITROID】と小話「私たちRESISTANCE」
NITROIDを始動させていただいてから2回目の年を越します。始動以降たくさんの方々に応援、ご支援をいただき続け、感謝が尽きません。
本当にありがとうございます。
作品のコレクションや作品数も多くなり、常に新たな試みに挑戦し続ける年になったと思います。
三角個人では、イラストだけではなく開発部分に携わったり体験が多い年になりました。
活動をさせていただけることの感謝を年末のご挨拶とさせていただきます。
小話「私たちのRESISTANCE」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125524830/picture_pc_fa7449812d458ecb46e61490cef05ecd.png?width=1200)
NITROIDの世界は、資本主義社会や権力社会の成れの果ての姿がベースとなっています。
特定企業が企業買収を進め、国以上の力を持ち、政治に対する不満が募っているなかで、さらに企業に国民の依存が強まり、政府が成立しなくなり転覆してしまうような世界です。
更には、企業が現代と同じ政府のような役割を担うようになり大企業が複数混在することで企業政府が乱立し、自己利益のために国民を奴隷化、兵士化することで抗争が激化している様子が世界観の基軸になっています。それらを正しい方向に直そうとしているのがNITROID RESISTANCE含む作品達に登場するキャラクターになっています。
私たちが住むこの時代は、社会の変革において一つの大きな分岐点に立っています。政治、資本主義、そして権力構造といった大きなテーマは、私たちの日常生活に深く根付いています。しかし、今まさに、多くの人々が声を上げ、自らの権利を主張し始めています。これは単なる運動ではなく、抵抗(レジスタンス)の時代の幕開けを告げるものと感じます。まさにNITROIDの世界への入り口のようにも感じます。
このレジスタンスの根底にあるのは、社会問題に対する深い認識と、その問題を変えたいという強い意志から来るものだと思います。政治においては、民主主義の危機、政治的偏見、不平等な政策などが議論の中心になっています。
人々は、自分たちの声が政治的決定に反映されることを望んでおり、そのためにデモや選挙、SNSで発言などへの参加を通じて、自らの意志を示しています。
資本主義社会においては、経済的不平等と企業の倫理観が問題視されています。富の集中と貧困の拡大は、社会の不均衡を生み出し、多くの人々がこのシステムに疑問を投げかけています。また、環境破壊や労働条件の悪化など、企業活動の負の側面に対する批判も高まっています。
さらに、権力構造に対する抵抗も見られます。性別、人種、階級といった要因による差別や偏見に対し、多くの人々が立ち上がり、平等と公正を求めています。ソーシャルメディアの普及により、これまで声を上げる機会が少なかった人々も、自らの意見を広く伝えることが可能になりました。
このような動きは、個人のレベルでも見られます。一人ひとりが自分自身の価値観や信念に基づき、社会的変化を求める声を上げています。これは、社会に対する意識の高まりを示しており、個人が社会問題にどのように関与していくべきかという新しい考え方を生み出しています。
これらのレジスタンスは、社会をより良く、より公正なものにするための重要なステップです。私たち一人ひとりが、自らの声を上げ、行動することで、大きな変化を起こすことができます。
このレジスタンスの時代において、私たちは自らが社会や自己、時代の変革者であるという認識を持ち、積極的に参加していくべきと考えています。
結局のところ、私たちのレジスタンスは、より良い未来への道を切り開くためのものです。一人ひとりの小さな声が集まり、大きなうねりとなって、社会を前進させる力になるのです。それは、私たち全員にとっての希望であり、未来への扉を開く鍵だと思っています。
人は誰しもが未来への扉を開く鍵を持っていますが、その開いた先の景色は個々が思う景色の投影になっています。誰かがよくしていけばいいではなく、一人一人が自分の戦いを全うして豊かな世界へ向かっていければと思っています。
それぞれが1番大切なものを大切にし続けられるよう、それぞれが自己の中にNITROIDを宿して未来へバトンを繋いでいってくれたら本望です。
今年も1年間たくさんありがとうございました。
来年もより多くの感動と体験をお届けできるように努力しますので何卒よろしくお願いいたします。
あとがき
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急なOpenSeaの仕様変更などで思うようにリリースも出来なかった時期もありましたが、その中でも応援を変わらずにし続けてくれた方々に深く感謝をしています。
私たちクリエイターもこの戦いを一つずつ乗り越えて、メッセージを届け続け、誰かの何かが変わるきっかけに繋がればと思っています。
来年もよろしくお願いいたします。
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