後悔しないためのマイルール【私的価値観】
どうも。日刊書くメシU30'sマガジン土曜日担当の西嶋(@ultrarunneman)です。
さて、今週のテーマは、【私的価値観】です。
私的価値観というと難しいですが、要は判断基準。生きるうえで何を大切にしているか?ということだと僕は捉えました。
皆さんは、どのようなことを大切にしていますか?
私的価値観を持った方がいい理由
きっと大切にしていることはあると思うのですが、聞かれて答えられなかったという人は多いんじゃないでしょうか。普段考える機会なんてそんなにないですもんね。ですが、明確にしておくことをオススメします。
なぜなら、人は環境や感情に流されやすい生き物だからです。流されることによって結果オーライ!ってなることもあるかもしれません。
ただ、やりたくないなと思っていながらも流されてやった場合に後悔してしまうことってありますよね。
判断基準つまりマイルールを作ることは、感情に流されそうになっても踏みとどまり、自分がしたくない後悔生きるうえで持っているとブレにくくなります。
傷つける言葉で終わらない
僕は感情に流されてめちゃくちゃ後悔したことあります。
だから、他者が傷つくような言葉を使わないということをマイルールとして置いています。
もう6年以上も前のこと。祖母に掛けた最後の一言が、傷つける言葉だったんです。
最後に掛けた言葉。それは、祖母からランチの誘いを受けた時に『忙しいけん、行かん!』と、返答しました。
『わかった』と寂しそうな祖母の声が返ってきたのが、最後に聴いた言葉です。
その次の日に祖母はお風呂で亡くなっているのが発見されました。小さい頃からよく喧嘩したけど、いつも美味しいご飯を作ってくれたり学校から帰宅すると、玄関まできて『おかえり』と声をかけてくれたかけがえのない存在。
そんなたくさんの愛情を最後の最後まで注ぎ続けてもらった人に対して、感謝の気持ちを伝えることができなかったでなく、傷つけてしまった自分を許すことができませんでした。
だから、これから自分が後悔しないためにそして、相手を尊重するためにマイルールを決めました。そのことで相手を傷つけてしまうような言葉が頭によぎったとしても、一旦踏みとどまることができるようになったのです。
やらないことを決める
やることを決めていくことは人生を豊かにしていきます。それと匹敵するぐらいにやらないことを決めることは後悔しないために欠かせません。
やらないことを決めるためには、過去やったことで後悔したことを振り返り、同じことをやったらまた後悔するかどうか冷静なうちに決めると見つかります。
もし、自分が持ちたくない感情になってしまう瞬間が生まれたら、その時に起こったことを書き留めてみましょう。そして、落ち着いた時に、どうすればそのような状態にならないのか考えるとどのようなマイルールを持つとよいか見えてくるはずです。
一生一度の人生。できれば死ぬ前に後悔するよりも悔いなく生きたいと願う人が多いでしょう。マイルールを決めることでぜひ自分でよりよい選択をしていきましょう。