君がいて良かった【贈る言葉】
どうも。書くメシU30's土曜日担当の西嶋(@ultrarunnerman)です。
いよいよ明後日から4月。
友人や家族と別れ、自分の故郷を離れて、新生活が始まる!って方も多いかもしれませんね。
さて、今回のテーマは【贈る言葉】
テーマを観て、武田鉄矢さんの「贈る言葉」を思い出しました。
しっかり曲を聴いたことなかったのですが、めっちゃ歌詞いいですね。
特に2番の歌詞!
信じられぬと 嘆くよりも
人を信じて 傷つくほうがいい
求めないで 優しさなんか
臆病者の 言いわけだから
はじめて愛した あなたのために
飾りもつけずに 贈る言葉
これから始まる 暮らしの中で
だれかがあなたを 愛するでしょう
だけど 私ほど あなたのことを
深く愛した ヤツはいない
どれだけ辛いことがあったり、自分にうまくいかないことがあっても、これだけ自分のことを愛してくれる人がいるだけで安心できて頑張れる気がします。そして僕も身近な人にとって、そのような存在でありたいって気持ちになりました。
そんな武田鉄矢さんに感化された私から贈る言葉は、「君がいて良かった」です。
君がいて良かった
この言葉はコピーライターの糸井重里さんの【「君がいて良かった」この一言を目指す】から拝借したものです。
働くには、自分にとって何が大切か探す必要があるんですね。
生きていると、一人では何もできない自分の力の限界とか、どう問い詰めても答えが出ないことに出会う。
どうにもできないことが山ほどあると、何かでその手に負えない気持ちを埋めないと前へ歩けなくなることがあります。
そのなかで糸井さんが自分にとって何が大切か?と、問いで行き着いたのが、「君がいて良かった」この言葉を目指すという言葉だったんですね。
働いているなかで誰かが喜んでくれること。あなたと出会ってよかったと言ってもらえること。
アンテナを張ってみると、お金やスキルがなかったとしても喜んでもらえることを探せばいくつもあります。
この瞬間に立ち会えたとき、仕事に限らずこれほど嬉しいことはありません。
そういった、自分がこのために頑張れるっていうものが何なのか問い見つけていくことってとても大事なことだと思います。
それは、上司や家族やお客さんなど「この人のために」かもしれませんし、「こういう課題を解決したい」であってもいい。
あとは、「自分が純粋に好きだから」というのもいいですよね。
私の考える「君」というのは、他者だけでなく自分自身も含まれています。
正解は何一つありません。
すぐには見つかるわけではないですが、それでも感じたことを言葉にしてみて、考えていくことでちょっとずつ見えてくるものだと思います。
気づけばそこにあるもの
あとは、自分自身に「君がいて良かった」と思ってくれる存在がいることを思い出してください。
それは家族であったり、友人であったり、昔から自分のことを応援してくれる人たち。
その他にも叱ってくれる上司や指摘してくれる友人もその1人。嫌だったら関与なんてしません。
私は、いま「君がいて良かった」と思える人たちに囲まれて暮らすことができています。これまた幸せなんですよね。
「君がいて良かった」と障がいがあってもなくてても。性別も年齢も関係なく。お互いのいいところを認め合えている家庭、職場、社会になるとどれだけの人がいまより幸せな人が増えるのではないしょうか?
どうしても相性というものがあるので、致し方ないところはあります。ただ、肩書だけで決まってしまうのは、もったいないと思うのです。
私はそんな社会を今、キーボードをカタカタさせながら妄想して、微笑んでいます。
ミスチルの名曲「名もなき詩」で桜井さんは素敵なフレーズを残していますよね。
愛はきっと奪うでも与えるでもなくて、気付けばそこにあるもの
Giveがあろうがなかろうが、ただただ、「君がいて良かった」と言い合える世界なんですよね。きっと。まだまだ僕はそこまで達観している人間ではないですが、自分が在りたい姿の一つです。
なんだかまたとりとめのない話になっちゃいましたが、伝えたかったのは2つ。
働く一つの目標として、誰かにとって「君がいて良かった」と目指すのはオススメですよ。ということと、例えうまくいかったとしても「君がいて良かった」と思っている存在はいるよってこと。
これが私から贈る言葉です。