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ラグスタcolumn3-2「止まらないこと」
ラグビーと勉強の両立を進めるにあたって重要なことは、当然ながら「時間の管理」である。
ラグビーと勉強の「スキマ」をいかに少なくするか、また睡眠管理も忘れてはならない。
ここでも己の習性から自分に最適な戦略を立てる必要があるだろう。つまり、自己分析が重要である。
私自身を例にだす。
私の両立戦略のテーマは「止まらないこと」である。
1度気を抜いてさぼったってしまうと、その状態がだらだら続くのが私の悪しき癖だ。ただでさえ時間が惜しい両立の最中でこれをやれば命取りになる。悪い自分をださないためにも、ラグビーと勉強、また勉強と勉強の間の手慰みを排除し、常に勉強かラグビーのことを思考し続ける。これが自己流戦略である。
睡眠管理も大切である。ラグビーをすれば体力が消耗する。消耗すれば当然眠くなる。それは寝つきが悪い私にとっては悪いことではないのだが、眠気が昼間に来た時に計画なく惰眠をむさぼると、夜の睡眠に影響してリズムが崩れる。貴重な昼の時間も無駄にしていることになる。
昼寝はその後の効率も考えれば悪いことではないが、座位でかつ10分程度の短時間で済ませたい。
寝っ転がって完全に眠気が取れるまで寝ようと思ったら時間がいくらあっても足りない。目覚ましをかけておくにしてもラグビーで疲れた体でむりやり布団に別れを告げようとするのはドロップゴールより至難の業である。
昼間は睡眠欲をぐっとこらえ、その分夜にしっかりと眠ることを心掛けたい。
(文:二兎Beプロジェクトメンバー/工学部2年/小林龍之介)