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第2回 宮本魁人 文学部2年

分析、レフリングなど、チームに欠かせない役割を果たしている部内唯一のトレーナー。トレーナーの魅力や勉強とラグビーの両立のマインドについて紹介します!

1.大学生活について

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Q:北大を選んだ理由は何ですか?
当初は大学で実際どのような学問を学べるのかあまりよく分からなかったので、入学してから決めようと思い、総合文系で受けようと思いました。ただ、直前に人文系の学問に興味が湧いたのと、苦手な数学を二次試験で使わなくて良いという理由で文学部を選びました。

Q:大学ではどのような研究をしていますか?
現在はマイノリティーについて(LGBTなど)の研究をしています。関連する論文を読んだり、実際にインタビューやアンケート調査を行ったりして日本社会における位置付けなどを学んでいます!

Q:北海道での生活の魅力を教えてください!
やはり夏が涼しいことですね!自分は九州出身なのですが、夏の気候が全然違います!また、季節ごとにいろんなレジャーがあります!夏ですと、川釣りやキャンプに行ったりしますし、冬はスキーやスノボが札幌近郊で身近にできます!とにかく自然をダイレクトに感じられることが大きな魅力で、心の豊かさを育む環境が整っています!(笑)

Q:北大ならではの魅力を教えてください!
総合入試制度があるので、大学に入ってからも学部学科を決める時間があるということですね!高校生だと大学で実際どのような勉強ができるのかわからない部分が多いと思うので、入学後に自分の目で確かめてから選べるオプションがあるのは、北大ならではの魅力だと思います。


2.トレーナーの仕事について

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Q:なぜ大学では選手ではなくトレーナーの道を選びましたか?
大きな理由としては、プレーヤーとしての自信がなかったことです。しかしそこで、ラグビーをプレーヤーとしては続けられないが、ラグビーからは離れたくないというジレンマが自分の中で生じました。今までとは違う形ではありますが、自分が大好きなラグビーと関わることができるトレーナーとしての道が北大ラグビー部にはありました。部の雰囲気も非常に良く、このチームに貢献したいという思いが次第に強くなったので、必然的に選択しました。

Q:トレーナーの仕事について教えてください!
トレーナーの仕事は様々なことがあり、代表的には日々の練習を撮影・編集して選手にフィードバックする作業や、試合中の選手交代を最終責任を持って決定するという仕事があります。(北大には直接的に指導する監督・コーチがいない)さらに、練習中のレフリングやコーチング、対戦相手の分析など、ラグビーに関する多様な仕事に関わっています。
他にも、この仕事の魅力として役職の自由度を利用して、自分のやってみたいことに臆せず挑戦できるという点があります。当然、最終的なゴールとしては「選手が伸び伸びプレーできるという土壌づくり」があるので、選手の負担をできるだけ減らすということを心がけてはいますが、この二兎Beプロジェクトのように、北海道大学ラグビー部の恒久的な価値を高めるという活動にも力を注ぐことが出来ています。そのため、仕事に慣れてしまってつまらないということはありません。自分で仕事を作ればいいわけです。

Q:トレーナーの仕事をする上で心がけていることはありますか?
僕はトレーナーとして「痒いところに手が届く」ということをモットーにしています。具体的には練習中や試合中、選手が気づかないような、客観的な視点から観るようにしています。プレーヤーは個人レベルのスキルやチームの戦術について考えることがメインとなってきますが、トレーナーはよりチーム全体のことを考える時間があります。そういう意味で、チーム全体に貢献したいという気持ちは他のどの部員よりも強いですし、その気持ちがトレーナーとしても重視されていると感じます!もちろん、心折れそうな時もありますが、選手たちはいつも自分の120%を目指している。そこに少しでも寄り添いたい、また負けてはいけない。これは一つのモットーでもあります。

3.高校時代について

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Q:高校時代、勉強とラグビーの両立で苦労したことはありますか?
高校時代、両立で悩んだのはやはり、「周りの受験生と違う境遇にあった」ということです。周りの受験生と同じくらい十分な時間を受験勉強に割けないですし、周りの生徒も先生の指導もフルタイムで受験勉強を行っていることを前提にした価値観を持っていました。自分がその価値観に当てはまらないので、このまま成績が伸びないのではないかと思い悩んだりもしました。ある意味、孤独感を感じましたし、そのような状況下で自分にベクトルを当ながら勉強を続けることに苦労しました。周りと比べて秋以降の勉強量が少なくなるのは明白だったので、スキマ時間をうまく利用したり、塾や学校でも一番最後まで残って勉強したりと、とにかく時間を捻出する工夫をしました。

Q:高校時代、最後までラグビーを続けようと思った原動力は何ですか?
僕の出身高校は県内有数の進学校で、学校全体として勉強をメインに頑張るという雰囲気がありました。ラグビー部も例外ではなく、夏に引退する選択肢もあった中、自分が好きなラグビーを続けたいという思いや、ラグビーそのものの魅力に惹かれて最後まで続けようと決心しました。

〇最後に勉強とラグビーの両立を頑張る高校生ラガーマンに向けてひとことお願いします!

自分の才能を他人と比べていろいろ悩むこともあるかと思いますが、基本的には淡々とやった人が成績とかラグビーも伸びると思うので、あまり考えすぎず、とにかく自分ができる最大の努力を継続するというのを大切にしてほしいと思います。


4.お知らせ

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