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大切に、ゆっくり、紡いでいく。

答えが、わからなかったんだ。
まだ、見つかっていなかったんだ。
それでも、時は経ていくから、
どうしようどうしようと、訳がわからなくなるんだ。時に置いて行かれているように感じていた。

こうして自分なりの答え、選択が決まったとき、焦らなくて大丈夫、そう過去の自分に思う。だから、年上の人が言うことって、そういうことだと思った。

だけど、本人はわからない。感じない。焦る。それでいい。焦りながら、でも落ち着くことを思い出しながら、思い出させてもらいながら、じっくり、ゆっくり考えていく。そうするうちに、いつか晴れる、今までの雨を感じさせないくらい、眩しいほどに晴れる。

雨はまた降るかもしれない。きっと繰り返される、自然は当たり前に思い通りにいかない。

自然が全てを現す、教えてくれる。


同じ道はない。見本も何もない。
自分の生き方は、人生の最後に決まる。
そしてやり方は沢山ある。同時に何でもできる。

自分次第。
判断を他人に委ねてはならない。

自責で生きていく。

いつまでも同じ場所で、
点を打ち続けるのではなく、
点を紡いで、生きていきたい。

線と錯覚した頭の中を、
点と自覚させていく。

今を生きる。

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