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洋服の作り方 【 採寸 -2 】


採寸で

2ページ使うとは、思ってもいませんでした。



早速、寸法をとっていきましょう。

よろしくお願いします。




今回作る、タンクトップのデザインですが


どこにでもありそうな

とてもシンプルなデザインです。
(…を作ります。)


好きなカタチのものを

作っていただきたい(着ていただきたい)ので


このデザインで

お話させていただきますね。


なるべく、堅苦しくならないように

心がけつつ   。



それで、

まず

身幅(みはば)を

ゆるく 決めたいと思います。

横幅になります。


洋服の右脇下から左脇下までの長さですね。

身頃の横幅です。




で、

バストのトップ を測ります。

サイズ、メモっていただいて


鏡の前で、サイズを測りながら


身幅はこのくらいの ゆとりが欲しいな、とか

身体に沿う感じ がいいな、とか

着た感じをイメージしたりして。

バスト+ ゆとり分


布があれば、身体に巻いたりしてみても

いいと思います。



完成図がイメージ出来ていると

製図(パターン)を引く時に

迷いが出なくて、スムーズに進むので


ここで、遊んでおくのもおすすめです。


🍀


このくらいの ゆとり が欲しいな

というのが


なんとなく掴めたら


なんとなくの ゆとり分のサイズも

(バストサイズ + ゆとり分)

メモしておいてください。


これが、身幅のサイズになります。



帽子の時と同様

お持ちのトップスを測ってもいいと思います。



その次に

身丈を決めましょう。


肩のラインの

首の付け根から胸を通って下へ測ります。
(バストトップを通ってですね。)

好みの裾の長さまでですね。


着丈でもいいのですが

採寸の時は、身丈の方が測りやすい

というか、分かりやすいと思います。


分かりやすい方で測ってください。

身丈:首の付け根から下に測ります。(裾まで)
後ろは測りにくいのでお任せします。


今回の採寸ですが

作りたいタンクトップの

なんとなくのサイズ感を掴むために

身体を使って測っています。


前後差などは、

製図(パターン)の時に

お話し出来ればと思います。



それと、ヒップですね。

お尻、一応 測っておいてください。


シャツやブラウスのオーダーを受けた時

必ずチラっと確認しています。


念のため、です。

裾のスリット入れるつもりじゃなかったのに、、


とかを防ぐため、ですね。



始めの採寸は、

この 3 箇所だけにします 。



測る時

身体が丸まっていたり、反っていたりすると

結構な、誤差になりますので

お気をつけ下さい。


後は、製図(パターン)を引きながら

やっていきましょう。


早く出来れば、良いわけでもなく


時間をたっぷりかけて

楽しんで作るのも、良いと思います。


ありがとうございました。🍀





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