見出し画像

洋服の作り方 【 製図 -5 】




おはようございます。🍀

良いお天気です。






ここからですね。



裾幅です。


裾幅は

そんなに、気にするところもないかなと


丈の長さにもよるのですが



とりあえず

また、遊んでみましょう。



身幅を決めた時と

同じような感じで


布を身体に巻いてみたり

メジャーを使ってみたりですね。


※【製図-4】又は【採寸-2】参照



裾幅は

ゆとり分というより

裾の広さ、と言った方が分かりやすいかも

しれませんね。


裾がくる位置の広がりを

どのくらいにするか

といった感じです。



ヒップラインより

丈を長くする場合は、注意が必要で


お尻のぐるりは

立った状態で測ったサイズと

しゃがんだ状態のサイズは

かなりの違いがあります。

(ここも、良ければ測ってみて下さい。)



ヒップラインより短い場合は

やっぱり

脱いだり着たりする時のことを考えて


といった感じになります。





描いてみましょう。🍀






【製図-3】で決めた裾丈





「 裾丈 」 少し薄くなってますが



丈の印を入れたところから

前中心に垂直に、線を引きます。



決めていただいた「 裾幅 」ですね


この長さの印をつけます



ここで引いている丈は

ミドルヒップあたりの位置で


ヒップラインより上になります。


なので


そんなにゆとりを入れなくても

動きには、問題ないのですが


「 前身頃 」は

胸の高さによって

布が、前に持っていかれるんですね。

紙上では平面ですが
立体だと、この画に高さが加わります。



また少し面白い(ややこしい?)話しかも

しれませんが



布が、引っ張られるというか



身体の横にくる「 脇線 」

前後が縫い合わさるところ



「 サイドライン 」

の方が、分かりやすいでしょうか。



ここが

前に持っていかれるんです。

(ズレる、動く、移動する、とかそんな感じ)



もちろん丈も、持っていかれます。

袖ぐりも襟ぐりも



バストの高さの分の長さが足りていないので


この分、持っていかれるんです。




布をあてると分かりやすいのですが。





バストサイズは

バストトップを通って測っているので


むねの高さの長さも

含まれていますが



その他のところは

高さの分の長さを、加えていかないといけない


ということになります。




当たり前ですが
平面ではないということでみて下さい。




それで

高さの分の長さが持っていかれると


お腹の位置では

高さ分のゆとりができるんですね。

( お腹の高さが低い場合)




( もう、分からなくても大丈夫です。 )
※製図-11くらいで同じような話しが出てきます。




横は、足りないままですけど

という状態になってまして



足りないなら

取られた分(足りない分)を

足しましょう


ということですね。






へぇーで

大丈夫です。🍀





(ここから話し戻ってます)

それで

「 ゆとり分 」ですが


前にいってしまう分の長さと

それを補う


脇の「 ゆとり分 」が、必要になるので



今回は

分かりやすく

身幅のゆとり分の


倍の「ゆとり分」を


裾幅に足します。(足しています)



バストの大きさなどによって

布がどのくらい前に持っていかれるかは

違ってくるんですが



今回は、"  身幅のゆとり× 2  "  で








裾丈の(ミドルヒップあたりの)

ぐるりのサイズを4等分します。


身幅の倍のゆとり なので




( 身幅では、前身頃の半身のゆとりを2cmとりました。※【製図-4】② 参照 )





4cm足した長さを

描きこみます。

(ミドルヒップあたりの長さ÷ 4   + 4cm)



長々と話しましたが



以上です。





多分

布を巻いたりして、決めていただいた長さも


身幅より長くとったんじゃないかなと

思っています。



バストサイズより

ヒップのサイズの方が大きいと思うので


必然的に

「 身幅 」より「 裾幅 」は


大きくなっているかと思います。


こんな感じです。



まあ、そういうことなんです。





裾幅は以上ですね 。🍀



裾は、後でまた出てきますが

次は、肩の方にいきましょう。




良いお天気でした。

ありがとうございました。🍀🌱





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?