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帽子の作り方 【 仕上げ 】


最後、サイズテープを付けていきます。


ベレーで

よく使われているのは


「グログランテープ(グログランリボン 」

でしょうか。

3cm~4cm幅のものを、よく見ます。


素材や品質も色々ですが、

表地に合わせて、使われているようです。


頭周りのテープは

伸びや、型崩れの防止だったり

滑りを良くする為と、テキストなどには

書いてあります。


既製品を見ていると

デザインによって様々で

テープの幅が、5cmくらいあるものを

見かける事もあります。



ちょうど良いテープが、手元に無かったので

シーチングで、代用させていただきす。
(※シーチング :  仮布などに良く使われる、布の呼び名です 。)

頭周りのサイズ  60cmで作っています。


サイズテープを

頭周りのサイズに、縫代を1.5cmずつ加えて

カットし、縫い合わせ、輪にします。

輪にしてから

縫い合わせていくのですが


先に、見て欲しいところが

ありまして

きれいな直線になっています。


パーツを

縫い合わせているところです。

少し V字型になってますね。

パターンを書く時に

90度になるよう、カーブを付けたのですが


V字型になっている場合は

少し足りなかったようですね。

ここです。


この場合は、「足りなかったんだ」

と、認識していただいて


テープを付ける時に

足りなかった、数ミリを考慮して

真っ直ぐ、付けていただくと

良いかと思います。


後ろ中心になります。


テープは、4等分にして

始めに、縫い合わせ同士を合わせます。

ここが、後ろ中心になります。


その後、前と両サイドを合わせて

縫っていきます。


両サイドは

底辺に入れたノッチと、合わせてください。



では、縫っていきましょう。

こんな感じでセットします。
出来上がりラインに、テープの際を合わせて
縫い付けていきます。


輪を縫っているのですが

直線を縫っている感覚で、良いと思います。


グルっと縫い付けます。


これで、完成です。🍀


この後

サイズテープを中に折り込んで

型を整えていく作業に、なるのですが


木型や専門の道具は無く

アイロンで整えても

思うように、きれいに収まらないことの方が

多いと思います。


なので

もし良ければ、止めミシンを入れてみて下さい。

ベレーでなくても

ちょっと押さえたい時に、よく使います。


頭周りにベルトを付けていない

このデザインの時は


いつも、止めミシンを入れています。


必要に応じて、ですね。


完成です。🍀🍀



お疲れ様でした。


長くなりましたね。

今回、ベースの作り方を書いてみましたが


後で、フォローページ作ります。


とりあえず、

読んでいただき、ありがとうございました。


一旦、終わりましょう。

ありがとうございました。🍀




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