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6、7月の野鳥観察記録の報告!日南町多里にはこんな鳥がいます!

こんにちは!
最近、生きているうちにやりたいことリストを書いてみた田なかです!

今回は多里地域で週に1度のペースで行っている『野鳥定点観測』で見つけた鳥達について紹介します!

この定点観測は多里に住む鳥達のことを地域の方々を中心とした沢山の方に興味を持っていただくためと、多里の貴重な鳥達を記録して後世に伝えていくために行っています!

今回は6、7月の間によく見られるようになった鳥達について紹介していきます!

まずは多里の厄介者として地域の人にも認知されている『アオサギ』と『ダイサギ』を紹介します!

アオサギとダイサギの顔のアップ。同じサギの仲間ですが顔つきが異なります。

この2種類のサギたちにとって6月は繁殖&子育てシーズン!

地域の方の話によるとお寺の近くに毎年コロニーが作られているとのことで、この時期は2種のサギたちがせっせと子育てをしている様子を見ることができます!

6月中旬の様子、子ども達がだいぶ大きくなっています…!

中でもアオサギは鳴き声が大きく、夜も鳴くので地域ではあまりいいイメージを持たれていない鳥達ですが実は海外では神様のように崇拝されてたり、縁起が良いとされる鳥でもあります!

そして次はこの鳥です!

写真を撮るのが難しかったので絵で紹介します!

この鳥は『ホトトギス』という鳥で名前だけ知っている人も多いかと思われます!
夏に繁殖をするために日本に渡ってくる鳥で、多里では6月頭から鳴き声をよく聞くことができます。

「トッキョキョカキョク…トッキョキョカキョク…」と独特なフレーズで鳴き、夜もその鳴き声を聞くことができます!

ウグイスの巣に自分の卵を産み付けて育ててもらう『托卵』という習性を持つ鳥で、個人的に春にウグイスの鳴き声が沢山聞くことができた場所を通る時は「もしかするとホトトギスに出会えるかも…!」と少しワクワクしながら周りを観察することもあります。

そして最後はこの鳥です!

何だこの鳥は…!?

「遠すぎて見えない!なんだこの鳥!」となると思いますが絵で描くとこの鳥です!

青い鳥です!

この鳥は『オオルリ』という鳥で夏に日本に渡って繁殖をする小鳥です!
多里では山や渓流沿いで「ピールーリー♪ジジジッ、ピピー♪ジジジッ」というようなさえずりを聞くことができます。

大体高い木のてっぺんで長時間鳴いていることが多いので観察しやすい鳥でもあります!

見た目や鳴き声も美しいので是非この鳴き声が聞こえてきたらこの鳥の姿を探してみてください!

6、7月は森の緑が一気に増え始めて観察の難易度がグッと上がった時期ではありましたが、夏鳥や今年生まれた鳥達の様子を見ることができて嬉しい時期でもありました!

8、9月は夏から秋に変わるシーズンで鳥たちの動きもそれに合わせて大きく変わる時期なので今からワクワクしています。

また10月に野鳥観察記録の報告をするので楽しみにお待ちください!

ここまで読んでくださってありがとうございました!
それではまた、次の投稿で!

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