退職・無職・転職・イケメン顔芸ギャンブル漫画
こんにちは、窓辺です。最近はイケメン顔芸ギャンブル漫画に熱を上げています。
そろそろ退職して2ヶ月、転職して1ヶ月が経つので経緯や反省点などのまとめを書いていこうと思います。
これを書こうと思った理由はいくつかあるのですが、「心配をかけてしまった友人やフォロワーへのご報告」と「今後仕事を辞めたいと考えた人のために『こういう辞め方もある』ということをお伝えする」というのが大きな二つですね。
特に2つ目は、私がツイッターで見かけたライフハックだったのですが実際に使ってる人をあまり見なかったので備忘録として詳細に書いておこうと思います。覚えておくとどこかで役に立つかもしれないので……。役に立たなきゃそれが一番いいですが。
まず経緯といたしましては、
10月頃に内定
↓
4/1新卒として入社
↓
6/13に退職を決意
↓
6/14に退職願を【内容証明郵便】で提出。実質の退職
↓
7月頭に次の会社の内定をもらい、7月半ばに入社
といった具合です。なお、今回のnoteでは転職についてはあまり触れません。理由は簡単で、新しい職場というのが学生時代に4年間アルバイトをしていた店の別店舗だからです。一応採用面接などはしましたが、4年間のアルバイト経験もありかなり有利な状態で挑んだので、おそらく他の人の参考にはならないため、特に書く必要はないと判断しました。
以下余談。
私は元々アルバイトの仕事がめちゃくちゃ好きで、就活時代からアルバイト先への就職を希望していたり(このときは当時の店長に止められていた)同業他社を受けていたりしたので惰性で申し込んだわけではないです。一応。勘違いされると……嫌だから‼️
実際、勢いで退職する一週間ほど前(その頃はまだ退職については漠然と希望するだけだった)に正社員の雇用自体は申し込んでいます。
というわけで今の仕事は惰性ではなく、普通に頑張ってます。今の仕事についてはあとで詳しく書きます。
余談終わり。
というわけで、今回のnoteは以下の感じで進めていきたいと思います。
①入社した会社の問題点
②実際どう退職したか
③退職したあとの動き
④反省点・後悔していること
⑤現状
①入社した会社の問題点
新卒が2ヶ月で退職するくらいだったので、サビ残まみれパワハラの温床みたいなタイプのブラック企業を連想する方がわりと多いのですが実際には違います。残業はほぼナシ、怒鳴るタイプの上司もいませんでした。
というか、上司がいませんでした。
↑は????????
いなかったんですね、上司が。配属された部署に。
ちなみに同僚もいませんでした。部署にいるの、私ひとり。過疎ジャンル?
というか新卒として同期入社する予定だった子が私の他に3人いたんですけど3人とも入社前に内定辞退して入社初日にいた新卒は私だけでした。ビビったねアレは。
話を戻して私オンリーの謎部署についてです。ちなみに職種は営業です。こんな一番会社の外側にある部署に大学卒業したてのガキ一人だけを置いていた会社、今考えても恐怖ですね。
どうやら私の入社前に、20年ほどそこを担当されていた社員の方が辞めてしまったらしいです。私は知りませんけど。会ったことないから。
業務がほぼその方に属人化していたため、ほかの人はほとんど仕事内容を知らず、その状態で入ってきたのが私、というわけでした。
つまり私は、
・今まで属人化していたため業務内容をほぼ誰も知らない部署に
・先輩も同僚もいない状態で
・引き継ぎ書類以外の情報ナシで
・新卒で
配属されたのでした。
唯一の救いは前任の方か残してくださった引き継ぎ書類(遺書と呼んでました)が良くできていたことですかね。これがなかったらと思うとゾッとします。
ちなみに同じ状態の人がいないか救いを求めてググッたら新卒で同じ目に遭ってる人は居ませんでしたね。中途でいました。Yahoo知恵袋的なやつでめちゃくちゃ同情されてました。
ただ私は初社会人だったので、「まあ社会人ってこんなもんなのかな〜」と思いながら一人で外回りに行き、新規企画を立ち上げ、関係各所とアポイントをとって営業を持ちかけ……と頑張っていました。偉すぎるな、普通に……。
ちなみに、上記の私の状態でこういったことを誰に報告するのかというと、社長です。
たとえばBLEACHで言うと、朽木ルキアの直属の上司は浮竹十四郎じゃないですか。でも私の場合は浮竹十四郎にあたる人物が不在だったので、じゃあどうなるかというといきなり山本元柳斎重國に報告だったんですよね。つまり社長。
この社長というのが……まあ……という感じで。
あんまり書くとバレたときに困るので書きませんけど、社長と直接業務で関わる必要のあった人が4月以降で5人退職してます。
こういうことだよねーっ‼️
で、こんな状態で働いていたわけですが、まあそんな泳ぎ方を教えてくれる人が誰もいないのに海に入ってみたら案外泳げたぜみたいな状態が続くわけもなく、さらに「この会社はもうダメです〜😣」となる決定的な出来事があったため、退職を決意しました。
退職の一週間くらい前、ふいに自分の名前が漢字で書けなくなる瞬間があったのですが、あれは本当に怖かったです。考えてみればあのとき既にかなり限界に近かった気がします。
②実際どう退職したか
さて、愚痴が長くなってしまいましたがここからが今回のnoteの本題です。
私は退職の際に【内容証明郵便】を使いました。
内容証明郵便については、退職代行の話題がツイッターで盛り上がっているときに知りました。人生でここまでツイッターの豆知識オタクマンに感謝したこともないです。
内容証明郵便とは、簡単に言うと「それで送った書類の内容を、先方は必ず受理しなければいけない」というものらしいです。てかこれでラブレター送ったらどうなるんだろう。
なにはともあれ、私はこれで退職願を出し、そして会社にこれを強制的に受理させました。
なお、会社の規定で「退職する場合、2週間前には申し出ること」というのがあったので、実際の退職日は書類の着日から2週間後に設定し、残りの2週間はすべて欠勤ということで処理してもらいました。ここら辺は会社によって違うかもしれません。
注意するべき点は3つ。
・出せる郵便局が限られている
・レギュレーションが細かく定められている
・追加料金がかかる。
まず1つ目、出せる郵便局について。
私は家の一番近くの郵便局で出せなかったので、ちょっと遠くの大きな郵便局まで行きました。電話とかで確認してから行った方がいいです。今暑いしね。
そして2つ目、レギュレーションについて。
ここが最難関でした。縦横の字数などがかなり細かく定められているので、郵便局のサイトを要確認してください。私は最初にWordで作って印刷した退職願がレギュレーション違反だったので郵便局のベンチでアイビスペイントを使って新しく退職願を作成し、近くのコンビニで刷り直しました。もう一度家に帰るのが面倒くさくて……。
3つ目、内容証明郵便には普通郵便に追加で料金がかかります。私は速達もつけたのでそこそこの値段になりました。詳しい値段は覚えてないんですけど、5000円はいかないくらいだった気がします。でも退職代行って1回3万とかするらしいので、全然マシだなと思いました。
そういうわけで内容証明郵便を使って手紙一通で2ヶ月働いた会社とおさらばしたのでした。
使ってみた体感としては、案外あっけないなという感じでした。べつに郵便局の人になにを言われるでもなく、会社から電話がかかってくるとかもありませんでしたね。これに関しては会社がそういうタイプの嫌な会社ではなかったというところに救われたかもしれません。
順番が前後してしまいますが、私が内容証明郵便を出す前日にやったことについてまとめようと思います。やったことないんですけど、イメージはわりと夜逃げでした。
まずネットで会社を辞める際に会社に返却する義務があるもの(名刺、保険証、社員証など)をすべて会社のデスクの中に放り込みました。たぶんあまりおすすめはされていませんね。個人情報なので。私も表立っておすすめはできませんが、その日を境に二度と会社と連絡を取り合わない覚悟だったので机の中に放り込みました。
そしてデスクトップに「引き継ぎ資料」というWordファイルを作成して置いておきました。ここには今連絡を取り合っている会社のことや、保険証や名刺の保管場所、その他各種パスワードなどについて書きました。
こんなクソみたいな引き継ぎをされて会社はさぞ困ったかもしれませんが、私の知ったことではないですね。
そして私物の持ち帰りをしました。夏休み前日の小学生の気持ちで机の中に入っていた私物などをカバンに入れ、持ち帰り。
こうして私は会社からこっそりと逃げ出す用意をしたわけです。
そして翌日、「体調悪いので今日休みます、あと色々限界なので会社辞めます。内容証明郵便で退職願送ったので二週間後に退職します。退職までの期間は病欠ってことでお願いします」という旨のメールを非常に丁寧に書き、総務と社長に送信し、郵便局に行き書類を送付。上記書類は総務の方から受理しますとのご連絡があり、私は無事に退職しました。
社長から嫌味のひとつでも言われるかと思っていましたが、特になんの連絡もありませんでしたね。社長もこんな礼儀のなっていないカスみたいな新卒の相手なんてしてらんねーよと思ったのかもしれません。
それはそれで好都合ですが。
③退職したあとの動き
まず、親への報告。私の場合実家暮らしなので当然これはやりました。
ただ、親に対面で説明すると絶対に萎縮してしまう自信があったので、会社の帰りの電車でとりあえず母親に「会社を辞めること」(辞めたい、ではなく「辞める」と伝えました)「その理由」「これからどうするか」「迷惑をかけて申し訳ないと思っていること」などをLINEしました。これは私の中ではかなり良い動きだったな、と思います。文章にすることで、冷静に事実を伝えられたので。
そしてまあ親は非常に良識ある人間のため、当然このカスみたいな辞め方については難色を示しました。特に「お世話になった人にお礼くらい言った方がいいんじゃないの?」というのは言われましたね。めちゃくちゃ言われましたね。全面的に正しいとは思うのですが、お世話になった人にお礼を言いたい気持ちよりも会社を辞めたい気持ちの方が強かったので鉄の意志で首を横に振り続け、「お世話になった人には個別で連絡する」ということで納めました。このお礼については後述。
最終的に、私の意思があまりにも固かったのと、その日たまたま母親が大ファンのMrs. GREEN APPLEが某曲のMVで炎上していたため、2時間くらいすると母親も説得を諦め、Mステを見ながら「もっくん大丈夫かな😢」などと言っていました。大丈夫じゃないのはお前の娘だよ。
そして無事に親への説得も済み、その後についてです。
退職願を出したのが金曜だったので、月曜日にハローワークに行きました。これは先述の母親へのLINEの中でも書きました。「ハローワークに行きます」と宣言しておくことで、ただ単に辞めるのではなくきちんと再就職の意思があることを示したかったので。ただハローワークについては反応が薄かったので、正直あまり効果はなかったのかもしれません。
ハローワークは「なんで俺に仕事がないんじゃボケ‼️」と言いながら鬼ころしを握りつぶしているおじさんが叫んでいる場所、という偏見があったのですが(最低な偏見)案外普通の市役所みたいな場所でした。そういう偏見をひとつ捨てられただけでも行く価値はあったな、と思います。
ハローワークで伺ったことは大きく、
・私の場合は、入社して2ヶ月ほどしか勤務経験がないことなどから退職の手当などは特に出ない
・お仕事の紹介は可能
の二つです。手当についてはまあそうだよな、という感じでした。ここら辺は人によって違うのかもしれません。お仕事の紹介については、ちょうどそのとき今の職場の一次の結果待ちだったので、とりあえずそこが終わってから本格的に考えるか〜、という感じでしたね。
結果としてハローワークで得るものは特になかったのですが、偏見を捨てられたこと、自分の中で「自分は求職者だ」という意識が明確に芽生えたこと、の2点は大きかったので、良かったと思っています。
あとこの1ヶ月間ですが、無職満喫‼️と言いつつお金はマジでなかった(元々ほとんど貯金がないので)のでタイミーで日雇いのバイトとかをしていました。皿洗い、レジ打ち、塾講師、など。塾講師の求人についてはさすがに経験者のみでしたね。私は一応1年くらい塾講師をやっていたことがあるので申し込みました。結果、室長にえらく気に入られて「仕事が決まらなかったらここで働いてもいいですよ‼️社員も募集しています‼️」とのありがたい言葉もいただきました。結局仕事は決まったんですが。
この無職期間1ヶ月の間に意識したことは「自分は求職者だ、という意識を持ち続けること」「働かないことに慣れないこと」の2点です。
なのでハローワークでのお仕事の紹介はとりあえずスルーしましたが、マイナビ転職等を定期的に確認し、希望に合う求人に申し込んではいましたね。偉すぎ……。
ただまあ当然働いているときよりは全然暇なので、無職を満喫してもいました。2日に1回ホットヨガ行ったり、ハンターハンター読んだり、ネウロ読んだり。本当は咎狗の血もやりたかったのですが、これは叶わず。これはめちゃくちゃ後悔してます。
そんなこんなをやっているうちに今の職場から無事に内定をいただきまして、今に至ります。
転職については「以前のアルバイト先への出戻り」というレアケースゆえに、おそらく人の参考にはならないと思うので特に詳しくは書きません。
アルバイト辞めたときにお花やお菓子を頂いた上に送別会まで開催してもらったのに出戻るのは正直わりと恥ずかしかったです。
一応、当たり前のことですが上記のような辞め方をしたことは面接官(てかバイト時代の店長)には伝えていません。私の性格を知っている以上、察しはついていそうですが。
「入社した会社の体制に問題があり、退職した」ということだけ簡単に説明しましたね。
早期離職者を会社が面接する際に気にしていることは、「うちに入ったとしてもまたすぐに退職してしまうのでは?」という点だと思うのですが、これに関してはアルバイトを4年間(大学在学中ずっと働いてました)、週3~4で続けていたことがおそらく効果的だったのか、あまり聞かれませんでしたね。
退職代行も内容証明も、基本的に会社側としては印象の良いものではないでしようから、隠すのが無難だと思います。まあ会社だって都合の悪いことは隠すし、こっちだってそのくらいは隠させていただきましょう。
④反省点・後悔していること
特にないです。
と、言い切れたらかっこいいのですが、普通にありますね。
まず途中で仕事を投げ出したこと。これは仕事を辞めた当時かなり反省して、毎晩寝る前に(もっと良いやり方があったのかもな……)と考えたりしていまひた。
でも仕事より自分のメンタルの方が大事なので、判断としては正しかったと思います。あと良くも悪くも切り替えが早いので今はもう全然思い出すことないです。普通に今書くまで忘れていました。最近は毎晩イケメン顔芸ギャンブル漫画とアイドルマスターのことを考えています。
なので、「仕事を辞めたらこういうことを後悔しそうだな……」と皆さんが思って仕事を辞めることに二の足を踏む原因となっているような事柄は、人にもよりますがだいたい1ヶ月で忘れたりします。人間って案外そんなもんです。
もうひとつが、先述の通り、お世話になった方にお礼を言えなかったこと。これはとても悩みました。部署は先程述べた通りオンリー私だったので部署の先輩などはいなかったのですが、総務の方や他部署で気にかけてくださった方には大変お世話になったので……。
個別にLINEはしたのですが、やはり直接会ってお礼が言いたかったな〜……などと思っていたら、総務の方から「飲み会やるけど来る?」と言われたのでありがたいことにそこに参加させていただき、お礼をお伝えし、お菓子をお渡しすることができました。なのでこの後悔に関しては今はもうだいぶ薄いですね。
ちなみにその飲みの場には私含め6人いたのですが、そのうち4人が退職しました。怖い職場ですね。
うち一人は、退職することを社長に伝えたところ「社長本人は引き留めようとしているらしいがどう考えても罵倒にしか聞こえない何か」を言われたらしく、話しても無駄だと感じたタイミングで私の内容証明郵便が職場に届いたため、同じく内容証明郵便で辞めたらしいです。
人の役に立てて良かったです。
あと私はなんだかんだかなり長期で就活をやっていたので(40社くらい落ちた)、「あれだけ頑張った会社をこんな簡単に捨てていいのか?」という気持ちもありました。
まあ結果としては全然すぐに次の会社決まったので良かったのですが。
反省点などはこんな感じです。結論としては「案外どうとでもなる」という感じですね。
もちろんこれはかなり運の良いケースだと思いますが、かといって色々躊躇って精神や肉体が手遅れになるのが一番最悪なので、時には思い切りも大事、ということの例として考えてくださると幸いです。
⑤現状
そろそろ新しい職場で働き始めて1ヶ月が経ちます。前の会社で入社1ヶ月と言えば、なにもわからず泣きながらひとりで外回りに行っていた時期なので、泣いてないだけ全然マシだと思います。
今の仕事は、まあもちろん4年間のアルバイトの地続きの業務ということもあり慣れてることもそれなりにありますし、人間関係も良好なので今のところ快適にやっています。辞める気は皆無です。この1ヶ月間、研修期間として常に上司に質問できる環境だったのもありがたかったですね。前の職場は研修期間というものがほぼ皆無だったので。
そういうわけで、そりゃ無職期間に比べたら働くのってしんどいのですが(当たり前体操)4月5月の地獄のような期間に比べれば楽しく健全に働けていると思います。よかったー。
最後にまとめ。
今回私がこうして、順調に転職までコマを進められたのは、もちろん運が良かったこと、周りの人間に恵まれていたことなども大きかったのですが、なにより、
「自分がダメになる前に行動する」を徹底できたのがよかったのかな、と思っています。
一度ダメになってしまうと、たぶんこうしてすぐに転職活動を始めたり、日雇いバイトをやったり、新しい仕事を始めたり……ということはできなかったと思うので。
傍から見ればかなり非常識な辞め方だとは思いますが、私自身は結果としては良かったのかな、と思っています。てか属人化してた業務を新卒一人に任せるような攻めの姿勢()の会社、遅かれ早かれ絶対無理になっていたと思いますし。
とはいえ、仕事辞めてもどうにかなる! なんて無責任なことは言えないので「こんな人もいるんだなぁ」くらいの気持ちで、とりあえず「内容証明郵便」と「イケメン顔芸ギャンブル漫画」の二つのワードだけ覚えて帰ってくださると幸いです。
思ったより長くなってしまったのですが、私の中ではとりあえずこの一連の出来事の整理できた気がします。
お付き合いいただきありがとうございました。
イケメン顔芸ギャンブル漫画「ジャンケットバンク」はジャンプ+で全話読めます。よろしくお願いします。
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