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デジタルのモノは永遠でないと思い出した
デジタルと言えば、保存さえしておけば劣化なく半永久的に自分のものという気持ちがどこかにありましたが
こういうこともあるんですね。
「GYAO!」の配信終了はちょっと前からアナウンスがあっていたので知っていたんですが
終了日に合わせて購入済みの商品も視聴できなくなる
というのは知りませんでした。
てっきり、何かしらの手段で視聴は出来るものだと・・・。
私は無料で使っていましたが、購入していた人はどれくらいいたんでしょうね。
今はDVDやBDを買わなくてもサブスクで見られるし
ネット上で購入すればマルチでいろんな媒体から見ることが出来るサービスを展開しているところも多いため
ディスクを買う必要性がより感じられなくなってきている気がします。
ちょっと余談ですが
私は最近になって久しぶりにBD(ブルーレイディスク)をパソコンに挿入したんですが
ディスクを読み込まなくなっていました。
ビックリしてソフトウェアのアップデートやハードの故障の可能性など調べたのですが、意外な事実が。
Windows10からはBDもDVDも
Windows標準のメディアプレイヤーが対応しておらず
視聴できるソフトを改めて自分で用意する必要があるそう。
このパソコンを買った当初
標準で入っていたOSはWindows7でした。
そしてその時は、DVDもBDも普通に視聴できていました。
しかしサービス終了ということで
Windows10にアップデートしたんです。
それ以来、最近までディスクを使ってなかったので
こんなことになっていたとは全く知りませんでした。
またWindows10からはDVDも
視聴のためには改めて視聴専用のソフトを
マイクロソフトストアから購入する必要があります。
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これならディスクでなく、配信版を買えばよかったと若干後悔したのでした。
しかし購入さえしてしまえば安心と思っていた
電子媒体も、ある日突然
このように見れなくなってしまう日がくるんですね。
思い返せば電子書籍が流行り始めたころ
互換性がなく乱立する日本の電子書籍媒体に
同じ危機感を感じていたように思います。
こういったものは始めこそ色々なところが
サービスを立ち上げるものの
顧客は最終的にはどこかしらに集約されていくので
淘汰の未来が見えていたからです。
今買うとあっという間に見れなくなるぞと
思って様子見していました。
動画配信サービスは
電子書籍ほど乱立というイメージがなかったため
そこまでの危機感を感じていなかったのですが
こういうこともあると覚えておく必要もありそうです。