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東京間借りカレーフェスの一部で、サイレントカフェイベントをやらせていただいた…!

💡このイベントについて
SPACE MARKETさん主催の「間借りレストラン応援プロジェクト」第一弾。ウィズコロナ時代の新しいフェスの形を模索する当イベントでは、分散型フェスという試みが行なわれました。つまり、同じコンセプトのイベント(間借りカレーフェス)を"同日に別々の場所で"行なう、という形式のフェス。
💡参加の経緯
あそび師Kaiの最近の仲良しゆっきーこと津曲氏が当イベントの渋谷店オープンの権利を勝ち取り、そこに便乗させていただいた形♪

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カレーカフェの様子

【人と人とをつなぐ】ことをコンセプトにしたこのカレーカフェでは、時間ごとに様々なイベントタイムが設けられました。

ほどほどワークアウトとか

ゲーム実況カフェとか

夜の時間帯は、交流会のほか絵やダンスのパフォーマンスがあったよ✨

これが当日振る舞われた野菜カレー✨

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Kaiのあそび時間…【サイレント・カフェ】

こういった交流イベントの中で、私が企画したのは【サイレント・カフェ】というイベント。実はこのイベント、会話をせずに交流する!?そんなことが可能なのか。という社会実験でもありました(*´艸`*)

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【サイレント・カフェのルール】

① カフェ内では基本、発話禁止
② コニュニケーションはお手紙交換で行なう
③ 唯一話していいのはステージ上だけ

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【サイレント・カフェのガイドライン】

会場内では知らない人と積極的にコミュニケーションを取りましょう。
"知らない人"をジロジロ見てもいいよ!
その代わり、相手のいいところを見つけましょ。
他者を"肯定"するアクション、それがこの遊びの本質!

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【サイレント・カフェのしかけ】

大前提として、見知らぬ人とコミュニケーション取るのって難しい。
なので、このイベントでは"最初の第一歩"からHAPPYな気持ちになれる仕掛けを取り入れました。

:Pay it forward
聞いたことがあるかもしれないキーワードで言うと、"ペイ・フォワード"。
日本語的な表現をするならば、"あちらのお客様からです"システム。

このサイレント・カフェでは、入場料で¥1,000を頂戴するアナウンスをしていました。しかし受付に行くと、「お客様の分のお支払いは"前の方(あちらのお客様)"に既にお支払いいただいています。」といわれます。

…そう。このカフェの体験はなんと、「見知らぬ誰かに奢られる」ところからスタートするのですっ( ー`дー´)

…っていうことがやりたかったんですが、ちょっと説明がややこしくてイマイチ伝わらなかったかも(笑)

この、「入った直後に誰かに優しくされる」体験から、最初に書くメッセージのハードルが低くなるといいなぁというのが個人的な狙いでした。

※ちなみに、すべての方から¥1,000は頂戴しました。同額を頂戴はするんですが、あくまでもこのお金は"自分の分"ではなく、"次の方の分"として扱われます。

しかけ② :メッセージ交換
コロナ禍におけるイベントコミュニケーションという視点から、声を発さずにお手紙交換をする…というアクションはピッタリこのイベントにハマったんじゃないかと自画自賛しています。

対話とメッセージ授与の大きな違いは2つあります。
ひとつは、対話が相互コミュニケーションであるのに対し、メッセージ授与は一方通行が成立する点。つまり、「相手の反応はともあれ、自分はこう感じたよ!」が伝えられるということです。

ふたつめは、時差性。お手紙交換の場合、反応に即時性が求められません。そのため、お手紙を受け取ってからじっくり「お返事」を考えることも可能ですし、持ち帰ってから家で再びじっくりと言葉を噛みしめることも可能です。

これらの性質が、"はじめまして"の人にともフランクに交流できる環境を生むのではないか。というのが当初の予想でした。

しかけ③:ステージ
このイベントでは、ステージは唯一話せる場。基本的に静まり返った空間の中で、活発にかわされるお手紙交換…そうなってくると、声を発したくなるのが人情というものです。そういった場合の"逃げ道"として。また、見知らぬ人同士でコメントしあえる要素には限りがあります。そこで、少しだけ自分を開示し、他者に情報を与えるような場を設けてみました。

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【さて、"実験"の結果は…?】

結論から言うと、実験(イベント)は大成功!!言うまでもなく、こういった「コミュニケーション系の遊び」の成功というのは、"参加者の質"が鍵です。開催前は(見知らぬ人同士で本当にちゃんと盛り上がれるのか…?)という不安がありましたが、実際開催してみた結果、参加してくれたみなさんのコミュ力に脱帽…という結果になりました!笑

どのくらい盛り上がったかというと、2時間の間に事前に用意していたメッセージ交換用の用紙300枚が足りなくなるくらい(笑)

無心でメッセージを書くみなさんの様子。

私自身も、たくさんのメッセージをいただいちゃいました(*´艸`*)

また、後半ステージで話してくださった皆さんは、会場の参加者の方に向けて積極的に質問を投げかけるなど、会場を有意義な情報を得るための「場」として大いに活用してくださいました…!

質問に対してステージで回答するみなさん。。もはやお手紙関係ない(笑)

【感 想】

ひとことでいうと、「なんかみんな仲良くなれたみたいでよかった!」という気持ち(笑)

こういったアナログなやり取りって、なんとなく気持ちを童心に還らせてくれる力があるなぁなんて思います。今はSNSを始めとした便利なコミュニケーションツールがたくさんありますが、思い返すと小学生の頃のお手紙交換って、なんだかすごく楽しかったですよね。私自身このイベントを過ごした後、ひとことメッセージカードとペンを持ち歩いて、人に何か渡す際などに一筆添える習慣を身に着けたいなぁという気分になりました。

また、実験結果として印象的だったのは、終了15分前に出来心で「会話」を解禁してみた際、参加者の方から「逆に何話していいかわからんw」ってコメントが出たところ。

初対面の人同士の交流って、まずは名前を聞いたり、当たり障りのないお天気の話をしたり…といった、暗黙の手続きを踏むようになっている気がします。オフラインに限らず、メールやZOOM会議などでコミュニケーション疲れを感じる毎日の中では、人と話す際に無意識に緊張してしまったり、交流自体を億劫に感じてしまうケースも多いのではないでしょうか。

"大人の手続き"を取っ払って、こども同士が公園でいきなり仲良くなるみたいな出会い方ができる、一方通行の"ポジティブお手紙"って、実は数行の中にすごい力を秘めているのかもしれません。

今回のイベントのように、今後もおとながこどもに還れるような遊びをどんどん作っていきたいなぁと思ってます。

最後になりますが、このイベントに誘ってくれたゆっきー、イベントナカマーのみんな、そしてたったの2日前告知(!!!)だったにも関わらず、「おもしろそう!」って参加してくださった参加者の皆さん、一緒に楽しい時間を創り上げてくださってありがとうございました✨

またぜひいっしょにあそびましょー😆💖

書き手:あそび師Kai

おまけ

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