刑務所生活、開始
やっと、長野刑務所に到着しました。
道中もいろいろありました。
留置所から同じの、彼と一緒に長野へ向かっていると、途中トイレ休憩がありました。
もちろん手錠に腰縄です。
しかも、もう1人の彼と繋がれています。
トイレは2人で移動します。
したくなくても、行かなければいけません。
まぁ、行きたかったので良かったけど。
彼が、長いと思ったら、大きい方でした。
なんと、この状況で出るな。感心します。
途中は、高速なので景色はほとんど山、川、トンネルです。川見てても、癒されました。
これから、6年かぁ。長いなぁ。
やっていける自信は、ありません。
実際には、既に半年以上は経っているので
5年半くらいかな?でも、長い。
先が、不安だらけです。
でも、前の施設である程度鍛えられたので、けっこう慣れてきました。
半年くらい、時計を見ていないので、何時間たったのか?分かりません。でも、ようやく到着しました。
長野刑務所。
到着すると、まずは荷物の検査と、身体検査。
ここで、持っているノートや雑誌は、一度没収されます。そして、検閲してオッケーなら部屋に入ります。ノートには、住所や電話番号、個人情報や他人の名前等、書いてはいけない事がたくさんあります。なので、けっこう暗号化する事もあります。クロスワードっぽく書くとか。
雑誌は、過激なエロ本は入りません。
基準は分かりません。モザイクの大きさ?内容?ロリ要素が強い。分からないけど、入る物と入らない物があります。僕のは、半分入りませんでした。
荷物検査など終えて、移動します。
初めは、新人訓練(新訓)が、あります。
新人訓練の工場です。作業はありませんが、所内の説明やラジオ体操などを、教えられます。
ホリエモンも、著書で書いてましたけど
このラジオ体操いらねぇー。
ラジオ体操のテストもありますから。いらねぇー。
でも、僕達はこの前の施設で同じ事をしていたのでエリート扱いされます。他の人は、長野刑務所が初めての施設なのですが、僕達は既に経験済みなのです。なので、けっこう優遇されます。あまり、怒られません。
部屋は初め、個室です。数日は個室です。
その後、6人くらいの部屋に入ります。
ここでも、経験者はけっこうラッキーです。
いろいろ知っているので、トラブルにはなりません。そして、新人訓練は終わり、実際の工場に行く事になります。
次回は、新たなる敵現る です。