スキンヘッドクズ野郎

一般工場に移ってきた僕は、新しい部屋に入ります。そこには、新人訓練の時に一緒だった仲の良いメンバーもいました。その子とは、ずっと仲良くさせていただきました。ありがとうございました。当然今は、出所してますので、元気かなぁって、思い出しますね。

そんな友人がいる部屋で、良かったと思ったのも束の間、その部屋の部屋長もクズ野郎だったのです。受刑者は丸坊主にするのですが、ソイツはスキンヘッドでした。ツルツルです。僕達は裏では、ハゲ丸って呼んでました。しかも、歯がほとんど無くて、見るからに犯罪者顔です。ハゲ丸の部屋のルールがめちゃくちゃで、頭の悪さが分かります。部屋にはテレビがあるのですが、チャンネル権はすべてハゲ丸です。皆んなは、バラエティーとか見たいのに、見れません。テレビは、１９時から２１時の２時間見れます。他にも、土日は休みなので、お昼に少し見れます。たまに映画とかも見れます。

部屋にはハゲ丸を、ヨイショするイエスマン（子分）がいて、常に機嫌を取ります。くだらん。

ハゲ丸は、僕の事が気に入らないようで、よくキレて来ました。そうです、僕がエリート扱いされてるから、気に入らないのです。『まぁ、お前には絶対なれないだろうな。クズ野郎』こんな奴は、毒ガスとか出た時に察知する為に連れて行くカナリア？の代わりにするくらいの価値しかないので、行ってこい。思い出すだけで、イライラします。あぁ原子炉に突き落としたいです。

そんな毎日が、刺激的な一般工場が始まりました。

次回は、有料です。何故なら工場に有名人が居たからです。　知ってる人は知ってる、検索すれば出てくる有名人です。　お楽しみに。