移送先は、ココだ。
長野刑務所から、性犯罪プログラムの講習のため、移送になった僕は、当日移送先を聞かされました。
何となく先輩の経験から、場所はわかってました。
でも実際聞いたら、以外な刑務所だったのです。
場所は、滋賀刑務所 だったのです。
全然ノーマークでした。そこに行った人を聞いた事無かったので、距離すら知りません。
とりあえず遠いのか?トイレは行っておけ。と言われました。
移動は、電車です。
めっちゃ、恥ずかしいです。
坊主もですけど、手錠が目立つ。一応カバーはしてあるけど、バレバレです。
滋賀へは、京都駅で降りて、後は車でした。
その京都駅で、中学校の修学旅行らしき団体と遭遇したのです。列の間を通らなければならず、最悪でした。
更に刑務官と僕はロープで繋がっている為、上手く歩かないと僕と刑務官の間に学生が入ってしまうのです。間に入ってしまった学生は、更に恥ずかしいと思うので、絶対にそんな思いさせてはなりません。全集中です。
なんとか、乗り越えて、車に乗り込み
いざ、滋賀刑務所へ向かいました。
けっこう近いらしく、あっさり到着。
あれ、何か小さい?長野刑務所とは、かなり違います。身体検査とかするスペースも、狭くて驚きました。例えると、身体検査場は長野刑務所では体育館のステージくらいで、滋賀刑務所は、部室くらい。
しかも職員が、めっちゃ優しい。
これは、アタリか🎯
そうなんです。大当たりだったのです。
滋賀刑務所は、めっちゃ甘い刑務所だったのです。
ここから、約2年くらいココなので勝ち確です。
この講習は、釈放が近くなると始まります。
なのでココで過ごして、長野に帰って少ししたら釈放になります。ラッキー✌️
こうして、新しい滋賀刑務所での生活が始まりました。
次回、 2回目の新人訓練 です。
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