フェミサイドを否定する人の話
まあ、フェミサイドを予防するためには男を予防拘禁して社会から排除しましょうということであろう。そもそも社会に男がいなくなればフェミサイドは発生することがなくなるのである。それに、男がゼロになればどういう状況であっても男女平等が成立するということである。そうなればフェミニズムの「男女平等」という大目標が期せずして達成されるということでもある。
「男性の殺害に関しては何の抑止も働くべきではない、そもそもフェミニストはそんなことに関知しない」というのがフェミニズムの立場であるので、例えばナチスのT4作戦を男を対象に行われて、男の絶滅作戦が実施されたとしても、フェミニストならば、「自分たちの関心領域は女性であり、フェミサイドさえ起こらなければ何の問題もなかった。関心領域外の男の絶滅に関しては認識すらなかった」といえばいいだけである。
そのため、DaiGo氏がホームレスより猫の命の方が大事といわずに「男より猫の命が大事」と言っていれば絶賛されていたことは間違いなかっただろうと思われるのである。
もちろん、ホームレスの大多数が男であり、男を社会から排除するならば大多数のホームレスも消されるのだが、ホームレスには性別概念はないのでその排除はタブー扱いされたということであろう。
もちろん、DaiGo氏自身男性であるので、自分の命より猫の命が大事という言明をすることになるわけであるが、動物愛護団体の中の人には人間の命より動物の命の方が重要だという人もいないわけではないだろうから、その発言が特に異常というわけではないかもしれないということである。