マッチョな男はいないのである
多分、多くの左派リベラルやフェミさんが勘違いしているのは、多くの男たちはマッチョイズムを捨てられずに泣いているということについてである。男は早くマッチョイズムを捨てろ、いや、捨てなくてもいい、奴隷として女子を支えるためにそのマッチョイズムを無駄に使ってくれ、左派リベラルを王侯貴族にするためにマッチョイズムを使って男どもは過労死しろよというムシのいい願望には「NO」を突きつけるべきだということである。
マッチョイズムなど捨てれば三次元女性を養ったり子供に養育費を支払う必要もない。いくらフェミさんが「女性が家事育児をするなんて性役割はクソなので家事育児は男がやればいいけれど、か、家族を養うのは絶対的に変更不可能な男の性役割なのよ!」と叫んでも「だが断る」というのが現代の男である。
無論、責任も取らずに性行為だけしてやり逃げするなんてことはすべきではない。同意のない性行為は禁止である。つまり性衝動は三次元女性に依存せずに二次元女性やドールなどで解消すればいいのである。三次元女性には礼儀正しく「No Thank You」というべきなのである。男性が同意しなければいくら女性が望んでも性行為は禁止である。
単家族でいいのである。男には家制度は不要なので結婚して子供を産み育てる義務はもうなくなったのである。男なら結婚などは考えずに自分の稼ぎは自分で使う。単家族なので他の人を養う必要などない。自分だけを養えばいい時代なのである。
結婚したところで妻にお金を渡すだけであれば男は取られ損である。子供を産み育てても連れ去り離婚されたらもう9割近くは親権は妻のものになる。離婚後は単独親権なので親権のない別居親は子供の運動会にも入学式や卒業式にも元妻の許可がなければ参加すらできない。下手すれば警察を呼ばれて追い出されかねないのである。自分の子を我が子とも呼べない状況になる訳である。面会交流だって「母親が面倒だから会わせない」という状況であれこれ言われて実際には面会交流ができている別居親は3割弱である。その上で面会交流と養育費はバーターではないから罰則付きで養育費の支払い義務をと主張されている。ちなみに女性は収入が少ないから払わないのが当然だとフェミさんは胸を張って主張する訳である。
マッチョイズムなどを維持していたら男は本気で「男なら死ねい」と自害用の短刀を手渡されかねない時代になっている訳である。生き延びるためには男はマッチョイズムなど捨てなければならない時代である。
マッチョイズムを残せる男は財産があってフェミさんや左派でない結婚相手を探せる人であろう。そういう人は比較的安全にマッチョイズムを維持できるかもしれない。けれどもそういう男性はそもそも例外的少数であって、そもそも婚活市場には出てこないであろう。
女性用の記事を見ていたらもう「男女半々」という人がモラハラ、DV扱いされていた。女性は「男が全部やれ、女性は美味しいところだけを取る」という戦略を着々と進めているので、これからは「私はマッチョなネトウヨではない。これからは男女平等だよ。フェミニズム万歳、夫婦別姓がいいじゃないか。」とか言っている男たちも次々とモラハラ、DV扱いされてゆくのだろうと思ってしまうのである。
いや、普通考えると、妊娠出産なんて大変なのである。陣痛の大変さといえばそりゃもうみんな陣痛室でうめいているわけではないか。日本の産婦人科の先生の努力によってお産で死ぬことは0%ではないが随分と安全になった。世界でもトップクラスである。そりゃ陣痛室の妊婦さんに「痛いですか〜」なんてバカな質問をしたことはないけれど、そんなの聞かなくてもわかる。
うちの奥さんも特に初産の時はつわりもひどかったし、当時乗っていたスバルのB4(初代)をいきなり「シートが固くて耐えられない」というものだから叩き売ってプジョーの猫足に変えたこともある。(シトロエンのハイドロニューマチックも捨てがたいと言ったがそちらは即刻却下であった。シトロエンはヤバい車という先入観があったらしい)
なので、男女半々は不公平だという女性たちの気持ちもわからなくはない。けれども、離婚すれば子供はほぼ妻側に取られてしまい、夫の方はもう我が子を自分の子とも呼べず、養育費だけは義務的に支払わされ、土下座してお情けで月一回二時間の面会交流を行える可能性が3割に満たないというならばあまりにリスクが高すぎる投機になっているのではないか。
多分、もう結婚は男にとって分の悪すぎる賭けになってしまっている。このほかにも女性は三高男とか、長男の嫁は嫌じゃとか農家の嫁は嫌じゃとか散々好き放題言っていた訳である。男にしてみれば女性と結婚しても好き放題言って子供を作ったところで妻がいきなり「実家に帰らせていただきます」と言って子供を連れて帰ってしまって養育費支払い係という単なる財布にされるならばやってられないと思う人も増えているということだろう。
外国人は日本に来て子供を返せとかハーグ条約じゃとワーワー言っているが日本の男は多くが黙っている訳である。実際のところ、子供を返せとか共同親権などと言っている人は全体の1〜2割程度のノイジーマイノリティであるわけで、多くは協議離婚でそもそも養育費の取り決めなどせずに、もう今生の別として無縁になるものが半分くらいある訳である。養育費を取り決めても数ヶ月くらい払えば餞別は終わりとして新しい人生に向かう人が多かったということだろう。
これを共同親権はしない、養育費は罰則をつけて強制的に払わされるし、離婚したら子供とはお金を払うだけでもう我がことすら呼べないというシングルマザーの主張が通るならば男は結婚しなくなると思う。あまりにも分が悪い賭けであれば挑戦するものが減少するのは当たり前である。それでも結婚するのはもう最初から子供など不要と考えている男か(子供さえいなければ問題の多くは起こらない。ただの同棲に毛が生えただけのものである)、相手をよくリサーチしてフェミさんやシングルマザーさんの側に立たない人を選んで結婚する人か、マッチョで「俺だけは大丈夫だ」と大蛇の洞窟に入ってゆくような向こう見ずのアレな人だけになるのではないか。
それは一周すれば女性側にも不利になるので適切なバランシングが必要だと思うが女性側でまともなことを言う人はあまりに少なく、自分の利己的な願望を叫ぶ人が多すぎる(特にネット上では)ので私も極端な話をするしかないのである。女性たちは自分の意見が極論とは思っていないのは興味深いと言わざるを得ない。
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