日本の保守とはー野党のいう1500年の伝統の意味

保守派の立場なら、女が腹出し、ヘソ出しなんて破廉恥な格好をするなんてケシカラン。月に代わってお仕置きなどしなくていいから、1500年の歴史を考えるなら、女性はきちんと十二単を着て顔は扇で隠していればいい。

男どもは女性の顔など見ず、黒髪だけを見て女性にときめけば良いわけである。もちろん、金持ちは自由にお妾さんを置けるので一夫多妻、その時には同姓だと呼ぶのに困るので、夫婦別姓で、それぞれ姓で奥さんを区別すればよい。

女性が「働く」のは内向きで、機織りをしたり、家事をしたりに限定すべきで、外向きは男の仕事。女性の大仕事は子供を産み育てて跡継ぎを作ること。腹出しヘソだしなんてお腹の赤ちゃんに悪いわけである。

おっぱいは性的なものではなくて、赤ちゃんに与える母乳のための器官である。お尻が大きくて、腰が張っているのも赤ちゃんを安産で産めるという点で利点である。古代のハニワや土偶などで女性が出っ張るところを強調して出しているのはそういう女性の豊穣性を魅力と感じていたということであろう。

今のフェミニストは保守派になっているし、野党も1500年の保守を叫んでいるのはまあそういうことであると思うよ。

自民党の方がそういう点では革新である。女性を外に出すなんて、明治以降の伝統に過ぎない。

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