多分問題はフェミさんや女性たちのご都合主義である

これはもう結論が出ている。つまり、男は女性から離れるべき、ということでよい。当然ながらこの女性というのは三次元の生身の女性である。多分、トランスジェンダー女性も女性に含めてもよい。

男はもう性交禁止令で良い訳である。そうなると女性は性交、つまり性加害を受けるリスクはゼロになる。稀には女性から性被害を受けるかもしれないが、それは無視できるレベルであろう。

いや、性的同意があればいいじゃないかという意見もあるだろうが、そんな口約束は都合が悪くなったら直ちになかったことにされるものである。そんな不安定なものはない方がマシだと言えるだろう。

いや、性交同意書はどうだというのはまあ、最初は皮肉で書いたこともあったが、本質的には口頭の同意と同じである。紙で書こうがスマホのアプリで書こうが「無理やり書かされた」と言われればそんな同意は無効とされるだろう。

弁護士同席で契約書を取り交わすレベルまで行くか?という訳である。毎回セックスする前には弁護士さんを呼んでタイムチャージ2万円くらいで重要事項説明書を説明してもらい、実印を押して契約書を取り交わして場合によってはその弁護士さんに違法行為がないことを確認してもらうために同席の上で性行為に及ぶ。結婚していようが毎回そういう手順を踏む訳である。

いや、まあ、平安貴族くらいになると通い婚で茶坊主みたいなのが見ている中でセックスしていたらしいので、そんなこと簡単じゃない、ってフェミさんは言いそうな気もするが、どうなんだろう。現代のプライバシー感覚でそんなのに耐えられるだろうか。むしろ同席する弁護士さんの方が精神的にキツそうである。

なので彼女たちフェミさんの目指す世界はどっちにしろ性交が禁止された世界である可能性は高い。つまり、それに耐えられない男をどんどん性加害者として告発することで男どもを社会的に殺してゆくという方向性が見えてくる訳である。

それに対して男の取るべき道はやはり草食系ということなのかもしれない。男の方が「だが断る」と言って性交を拒めば性加害者にはならなくて済む訳である。

もちろんそうなると妊娠もなく、子供は生まれてこない訳である。男としてそれはどうかという向きもあるであろう。けれども男が後継を育てて家を継がせなければならないという考え方はど真ん中の「家制度」である。もはや家制度はない。それを考えると男はもはや子供を後継として得て育ててゆく必要はないというのが法律上の公式見解と言ってよいであろう。

老人が「孫の顔が見たい」というのはかつては家父長制、家制度の観点から後継者が必要であるという切実な要求であったかもしれないが、現代社会では単に老人のわがままであるにすぎないと言える。

世界的にリプロダクティブライツは女性だけのものということになっている。そうなると少子化などと言ってもそれは男の責任ではない。権利を持つものが責任も持つべきである。少子化の責任はリプロダクティブライツを持っている女性が責任を持って解決すべきなのである。男には権利はないのだから責任を取りようがないのである。

男が家族を養う性役割についても、それがあるからこそ男の給料を高くしなければならないというパラドックスが起こる訳である。男の給料は男だけが使ってよい。家族の生活は女性が賃労働して稼ぐべきという社会常識にすれば働けない子供や老人の生活を支えるための資金を女性が稼ぐことになるだろう。そうなれば自然に女性の収入が男性を上回るに違いない。

現状のように妻は夫の扶養の範囲内で働きますね。家族を養うための給料は主に夫が稼ぎ出してください。でも共働きですから男が稼いでいるなんておかしい。女性はもっと給料をもらうべきですという方向になるとシステムは内部衝突を起こすわけだからきちんと稼働しないのは明白である。

いや、岸田さんが賃上げだと言って女性の時給を上げろと企業にお願いしたわけである。それに賛同する企業が女性の時給を増やしたときには女性たちは「扶養の範囲」を超えないように総労働時間を減らしたという。こういう事実を見ればもうどうしろというのだと天を仰ぐしかないであろう。

他のエントリーでも同じことを書いているが、フェミさんなどの女性たちが主張していることは実際にはご都合主義で、現実性がないことが多い訳である。そんな主張をまともに取り上げてしまうためにもう出口のない迷宮に迷い込まざるを得ないことが多くなってしまうのではないか。

そうなると、女性たちが軽薄に主張していることにはあまり注目しない方が良いかもしれない。性的同意についてはもう無視していいのではないか。その代わり妊娠した場合には母親単独親権ではなくて父親にも強制的に親権を背負わせる必要がある。つまり扶養義務である。結婚していなくても共同親権にすべきであろう。無論、父親が未成年の場合にはきちんとその親も児童相談所もしくはこども家庭庁も入って養育計画を作成する必要がある。

そうなるとプロライフに近づくので、これはサヨクの皆さんが「宗教右派」と呼ばれる考え方に近くなる訳である。

いや、プロチョイスで行くのであれば今の単独親権で堕胎も母親の独断でやればいいので、行政が堕胎費用の一部を援助すればいいじゃんということで終わりになる。そこで射精責任とかいってなんの権利もない父親を叩いたところでどうにもならない訳である。

例えば強姦による妊娠であればプロライフで行くならば、母親もそういうふうにしてできた子供を育てたくないという議論になるかもしれない。父親はそのときには刑法犯として服役しているかもしれないわけである。そうなれば子供が宙に浮くわけである。無論、そこで中絶という選択肢はあって良いと思う。けれどもそういう選択をしない場合にはその幸せとは言えない子供を社会的養護で里親などにお願いして養育してもらうとか特別養子縁組するという努力はあっても良いかもしれない。新たな両親を選定して養育してもらうことで、両親にもその子供にも新たな幸せが生まれたならばその子が生まれた意味も出てくるかもしれない。

女性の仕事についてはもう扶養はやめるべきかもしれない。収入がゼロの専業主婦については扶養にせざるを得ないだろうが、定期的な収入を給与として得た人は全員扶養から外せば良いのである。そうすれば女性たちは「扶養の範囲で働く」というインセンティブはなくなり、自分の最大限で稼ぐ方にインセンティブが出てくるであろう。

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