別居親の中には(離婚していなければ親権を持つ親でも)子供と接触することが不適切である人も存在するのは間違いない

こういう事例は実際にあって、親の都合で子供を振り回して虐待と言える状態に向かってしまうこともあり得る。だからこそ親権停止や親権喪失という制度があって親権停止は2年間、喪失はまあ、永久に親としての資格を停止することになる。

親権停止を受けて親が反省して心を入れ替えれば良いし、そうではなかったら親権喪失とか親権停止の継続もあり得るだろう。親として子の利益になれば親であるべきであるが子の利益にならないならば親ではなくなるというのが日本の制度である。

日本の離婚では親子交流の取り決めをしない理由で母子家庭では父親がDVや虐待をしたというものは3.8%でしかなく、多くは母親が父親ともう関わりたくない(26%)という理由である。つまりはこの利益というよりも母親の好悪の感情が大きなウエイトを占めているというのが特徴である。

せっかくこども家庭庁もできたのであるからもっと子供の利益を尊重するような制度の方が望ましいのではないか。

離婚においても子供達が別居親に会いたいというならば同居親の気持ちより子供の利益を優先すべきだし、逆に引用したnoteに描かれた事例のように別居親が不適切な行動を見せて子供達が不安定になったりするようであれば別居親に接近を禁止できるようにするシステムを新しく構築すべきなのではないか。

今は同居親(親権親)の権限が強すぎると思うのである。もっと子供の意見を尊重するシステムにして、子どもにとって有益ならば離婚した親が両方とも子どもに関われるシステムにした方が子どもにとっては幸せなのではないかと思う。

こういうことを言うとかの岡村弁護士にはツイッターでブロックされたりシンママさんにはボロクソに言われたわけであるが、私は子供の利益を優先して子どもに有益になるならば親のエゴは引っ込めてほしいと言う意見である。

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